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忠孝論儒仏鑑

引用
『忠孝論儒仏鑑』(名古屋大学附属図書館所蔵)「名大システム 古典籍内容記述的データベース」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n004-20230901-00926)
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ID
j1981
コレクション内カテゴリ
  • 神宮皇学館文庫
書名
忠孝論儒仏鑑
書名ヨミ
チュウコウロンジュブツカガミ
別タイトル / 旧書名
忠孝論儒仏鑑
書名備考
左肩書外題「忠孝論儒仏鑑」。内題「忠孝論儒仏鑑{ちふかふろんじゆぶつかゝみ}」。
数量
1冊
寸法・大きさ
25.6/18.3
丁数
154
原装・改装
原装
版写
刷り書写の態様
清書本。
書型
成立
無記名の序あり。下巻本文末に奥書「天保十己亥年仲夏十有八日記之/〈野州足利〉東光山片根木寺現住玄覚」。天保10年林鐘初旬、無記名の自跋。
成立西暦
1839
存欠
全2巻
内容注記
日蓮宗の「客」と禅僧である「予」との問答により、浄土宗の優秀を説く、日蓮宗に対する論難書。漢字かな交じり。最初に忠孝についての問答あり。日蓮宗に関する宗論や論難書の歴史に詳しい。
旧蔵印・識語
印記「大善寺住職慶誉聖順求」(朱楕円印)。後表紙見返に朱書識語「慶誉祐阿聖順主」。
貴重資料区分
孤本。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
請求記号
188.4-G
備考
共紙表紙紙縒綴本。半丁6行16字。漢字の多くにふりがなを付す。料紙薄様。○著者玄覚は伝未詳。奥書にある「野州足利東光山片根木寺」は未詳。片根木寺は跋文にふりがな「かたねきてら」あり。なお足利に東光山善徳寺あり。臨済宗妙心寺派。本書の中ほどで客が予に対し「和僧は是禅宗の人也」とあり、禅僧と知られる。○真迢の『破邪顕正記』及び真陽の『禁断日蓮義』を多く引く。例、「禁断義第五巻三十九丁目に曰、尾州名古屋、妙国寺、妙長寺、妙源寺等か有様お(を)見よ、普女犯を行して、女人若懐胎すれは是を打殺して、土中に埋む事数度に及り、…承応三年甲午八月十四日、右の三僧并同類の僧俗男女悉刑罰に行る其時最後に妙国寺白状して云天下日蓮宗の上人皆清浄なるはなしと云」。「客」によれば、真陽は真迢の罪が報いて三十で死んだという。○「是日蓮党邪宗なる事必定也若吉利支丹の如せば一国邪法尽四民正法に帰し風雨和順穀稼成熟し永国人安穏ならん」。
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
コレクション

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名古屋大学が所蔵する和漢古典籍について、書誌だけでなく内容までも詳細に記述したデータベースです。
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