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伊豆白浜神社縁起

引用
,『伊豆白浜神社縁起』(名古屋大学附属図書館所蔵)「名大システム 古典籍内容記述的データベース」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n004-20230901-00730)
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ID
j493
コレクション内カテゴリ
  • 神宮皇学館文庫
書名
伊豆白浜神社縁起
書名ヨミ
イズシラハマジンジャエンギ
別タイトル / 旧書名
伊豆三島大明神由緒書
書名備考
外題内題なし。旧書名「伊豆三島大明神由緒書」。書名は仮題。
編著者
数量
1冊
寸法・大きさ
31.0/21.0
丁数
39
原装・改装
改装
版写
刷り書写の態様
転写本か。
書型
特大
成立
書中最新の年記は文化9年。奥書「〈伊豆国加茂郡白浜村〉伊豆三嶋神社/伊古奈比咩命/両宮宮司神主惣代/藤井伊予」(藤井昌幸)。附録の奥書「〈祢宜〉大方伊予」。
成立推定
近世後期写
内容注記
伊豆国賀茂郡白浜村(現・下田市白浜)に鎮座する白浜神社(伊古奈比咩命神社)の縁起。漢字かな交じり(漢字の多くにふりがな付)。祭神、鎮座縁起、さまざまな霊験、朝廷や武家の尊崇の沿革等を詳述し、この80年余り公儀よりの御造営がないため神社が大破しており、御武運長久、八丈島渡海の御船の御安全を祈願するために、破損再建を願い上げている。祭神は伊豆三嶋大神(別名、積羽八重言代主大神・鴨八重事代主大神・白浜大明神・久伊豆大明神)とその后、三嶋溝〓{6A34}姫大神(別名、伊古奈比咩命・活玉依毘売命)、相殿神は見目神、若宮神、剣宮神、とする。神々が伊豆の島々を焼き出す神話と近世に至る伊豆諸島噴火の歴史に詳しい。鰹漁の起源譚あり。『日本後紀』『続日本後紀』『扶桑略記』等を引く。『和名鈔』国郡の部に「伊豆国三郡…賀茂郡…三嶋郷 大社」とある記述を引き、三島郷は今の稲生沢郷で、この大社は白浜神社であるとし、東海道の三島大社は白浜神社より三島大明神を遷したもので、それよりも由緒が古いことを強調する。末尾に同国賀茂郡雲見村(現・松崎町雲見)に鎮座する磐長姫大神(浅間神社)の縁起6丁を付す。長寿をもたらす霊験を説き、末に辺鄙の地で参詣者も少なく社が破損しているため、再建したい旨の心願を述べる。
保存状況
疲れ(フケ)・虫損あり。表紙要補修(洋紙の仮表紙があったが、劣化していたため廃棄した)。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
請求記号
175.936-I
備考
表紙欠。料紙奉書紙。半丁8行。国書総目録にある「白浜大社縁起、類:神社、著:藤井昌幸、*国学者伝記集成による」と同一書か。「八丈嶋へ渡海之御用船二艘年々通行之舟に御公儀様より米小俵絵馬壱枚ヅヽ御奉納御座候」とあり。著者は白浜神社神主で国学者。神祇伯白川資延、平田篤胤、伴信友、本居大平に学ぶ。天保7年没61歳。
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
コレクション

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