〈神徳〉問答書
引用
『〈神徳〉問答書』(名古屋大学附属図書館所蔵)「名大システム 古典籍内容記述的データベース」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n004-20230901-00410)
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ID
j175
コレクション内カテゴリ
- 神宮皇学館文庫
書名
〈神徳〉問答書
書名ヨミ
シントクモンドウショ・モンドウショ
別タイトル / 旧書名
神徳問答書
書名備考
書名は書外題による。内題なし。
数量
1冊
寸法・大きさ
25.7/18.2
丁数
44
原装・改装
原装
版写
写
刷り書写の態様
転写本。
書型
大
成立
序跋等なし。書中に「今年孛仏戦争ノ時仏王孛ニ擒トナレトモ」とあり(1870年9月普仏戦争でナポレオン三世が捕虜となったこと)、明治3年中の成立。
成立推定
明治写
内容注記
「アル神道家」に対してキリスト教信者である「我」が反論する形の問答書(著者等詳細不明)を、別の神道の立場より批判した書。漢字カナ交じり。著者の論説部分は「馬鹿馬鹿シイハナシデゴザル(ゴザルは乙に似た字体で記す)」の如き口語体で記す。国家開闢(地球説を前提としている)、記紀の成立と文字の論、種々の神話についての論(キリスト教の神が「其手ヅクネノ人間ガ気ニ食ヌ事ヲ仕タトテ大分大勢出来タ人間ヲ大水ヲ出シテ一時ニゴボゴボト土左衛門」にしたことを批判する)等を説き、結論として、西洋は革命の国なので王権が弱いために国家統一のために宗旨が必要であるが、皇統一系の日本には別に宗旨を立てる必要がないことを主張する。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
請求記号
170.4-Si
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
無
コレクション
名大システム 古典籍内容記述的データベース
名古屋大学が所蔵する和漢古典籍について、書誌だけでなく内容までも詳細に記述したデータベースです。