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出雲神社巡拝記

引用
,『出雲神社巡拝記』(名古屋大学附属図書館所蔵)「名大システム 古典籍内容記述的データベース」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n004-20230901-00792)
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ID
j555
コレクション内カテゴリ
  • 神宮皇学館文庫
書名
出雲神社巡拝記
書名ヨミ
イズモジンジャジュンパイキ
別タイトル / 旧書名
出雲神社巡拝記
書名備考
原題簽欠。書名は見返題・内題による(国書総目録に従う)。序題「出雲国神社巡拝記」。
編著者
数量
1冊
寸法・大きさ
13.0/17.8
丁数
148
原装・改装
原装
版写
刷り書写の態様
やや後印。
書型
中横
成立
見返に「天保癸巳(4年)冬新鐫/松江楓之舎蔵板」。天保4年秋、天日隅宮に世々仕奉る上官佐草美清序。凡例あり。巻首「松江渡部彝謹撰」。鉾迺舎道麿跋。最終丁裏に奥書・原刊記「渡部彝編(刻印「渡部」「彝印」)/上梓補助 〈意宇郡来海村〉犬山尚平/〈楯縫郡島村〉吉田綱武/〈松江〉吉川正平/彫工 京師 井上永辰/天保四年癸巳冬刻成/売弘所 〈松江石橋町〉小笹屋良兵衛/〈同京店京橋詰〉岡田屋重蔵」。後表紙見返に刊記「慶応元年乙丑五月求板/売弘所/〈雲州平田町〉高橋屋新右エ門/〈同〉高橋屋儀三郎/〈同松江竪町〉中村屋平左衛門/〈雲陽松府白潟本町〉尼ヶ崎屋喜三郎蔵板」。
成立西暦
1865
内容注記
出雲国の神社の参詣案内記。漢字かな交じり(絵図はなし)。松江の末次熊野神社(須衛都久社)以下、出雲風土記に載る神社399社(うち14社は不明)を巡拝する人のために編まれたもの。順路に従い配列、祭神、略縁起、神徳、地名、里程等について解説する。凡例によれば、祭神等の記述については各社の社司の談話に拠る。神話伝説や口碑を多く収める。凡例の末に、頼朝が勧請したという出雲国の八所八幡宮(平浜・安田・須佐・由木・横田・朝山・木次・佐世)の由来、及び出雲大社の社記と神徳についての説明あり。本文冒頭に日ノ御埼神社へ尾張名古屋藩祖徳川義直が寄進した『出雲風土記』の奉納識語の写しあり(「日本風土記六十六巻今纔存出雲国記一冊而已是神国之微兆也依為当国之霊物奉寄進日御碕社者也/寛永十一年秋七月従二位行権大納言源朝臣義直御判」)。天保4年版の慶応元年求板後印本(記事の増補改訂あるか)。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
請求記号
175.973-W
備考
黒色表紙。四周単辺半丁大字10行・細字20行。丁付、ナシ2丁(序)、一~五、五ノ一~八(以上13丁、凡例)、五ノ九(以下本文)、六~百三十一(七ノ下・四十四ノ下・五十ノ下・百二ノ一・百二ノ二・百廿九下あり)。著者は伝不詳。松江の人。序文中に「松江なる渡部の彝(つね)といふ人」、跋文中に「…渡部彝(わたなべのつね)なる人つねに歎きおもひ〈岡野衛訓/松瀬徳能〉ぬしにあらましを告て万を頼みものし過し丑としより五とせの春秋を経て国内こと##隈もおちず巡り詣で…都にのぼせ井上永辰(ながよし)に命してかくは梓にものせしになむ」とあり。
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
コレクション

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