メインコンテンツに移動

古今和歌六帖標注

引用
,『古今和歌六帖標注』(名古屋大学附属図書館所蔵)「名大システム 古典籍内容記述的データベース」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n004-20230901-00041)
記載例をコピー
CSV
ID
g41
コレクション内カテゴリ
  • 後藤文庫
文庫番号
41
書名
古今和歌六帖標注
書名ヨミ
コキンワカロクジョウヒョウチュウ
別タイトル / 旧書名
古今和歌六帖標注
書名備考
原題簽存(左肩単辺)。内題「古今和歌六帖標註」。
編著者
数量
6冊
寸法・大きさ
26.1/18.5
丁数
322
原装・改装
原装
版写
刷り書写の態様
やや後印。
書型
成立
田安の殿人井上文雄序。天保11年8月、伊庭時言序(棠居階書)。巻頭「提要」等の末に「天保二年神無月十日あまり七日の日 山本明清」。天保11年霜月、〓{木偏・在}園のあるし平由豆流跋(藤原千浪書)。後表紙見返に奥書・刊記「山本〓{6F2A}之助著/官許天保十四年癸卯六月/発行書林 〈浅草茅町二丁目〉須原屋伊八」。
成立西暦
1843
存欠
全6巻
内容注記
『古今和歌六帖』の注釈書。他書に見える歌形と校合し、類歌を掲げて、要所に考証を加える。所々に契沖・真淵の説を参照する。巻頭に「提要」「時代」「書名」「部類」「作者」「歌数」「別本異同」「校正書目」の総論解説あり。「別本異同」によれば、①岸本由豆流蔵本(略号「〓{木偏・在}」、寛文の奥書あり、「おほよそは流布本と似たれど甚よろしき所あり」)、②狩谷〓{68ED}斎蔵本(略号「エ」、奥書「嘉禄三年三月廿日借民部卿御本書写畢撰者或説六条宮又貫之女子等云々源家長」、「いと++よろしき古写本也」)、③著者蔵本(略号「蔵」、古写本、②と大同小異)、④「今ひとつの写本」(略号「イ」、「流布本と大かた同じ」)の異本4本を以て校正を加える。
旧蔵印・識語
印記「宮寺蔵本」(朱方印)。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
請求記号
911.1351-Y
備考
薄紅色斜刷毛目表紙、布目(型押)。四周単辺11行。○岸本由豆流の跋文は、門人である著者の早世を悼み、「もし今この人のうへをいはすは後のよに名をのみしりていつれの人といふこともかくれぬへけれはもはらこの人のうへをいはむ」とするもので、それによれば、著者は江戸の人。実父は医師の竹田某。幼時に父と死別し、母と共に叔父松下某に養われる。母が薬商山本佐兵衛に再嫁し、その養子となる。字〓{6F2A}之助。東叡山辺に住んだので東渓と号す。天保8年2月10日没42歳(和学者総覧には天保6年没とあるが、跋には「この四とせさきつかたとりの年」、伊庭序にも「この四とせあとの春」とあり)。若年より和歌和文を能くし、岸本由豆流の門下で長年研鑽を積み将来を嘱望されたが早世した。友人伊庭時言の序によれば、在世中に本書の彫刻にかかったが板木が火災で焼失、その欠落した部分を補おうとしていた時に著者も死去し、師の岸本由豆流の尽力で再び清書して漸く刊行されたもの。
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
コレクション

名大システム 古典籍内容記述的データベース

名古屋大学が所蔵する和漢古典籍について、書誌だけでなく内容までも詳細に記述したデータベースです。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
コンテンツ(画像等)のライセンス
メタデータのライセンス
コンテンツの利用について

関連アイテム

  • 仏国暦象編(A)

    名大システム 古典籍内容記述的データベース 名古屋大学附属図書館

  • 仏国暦象編(B)

    名大システム 古典籍内容記述的データベース 名古屋大学附属図書館

  • 蔵玉集

    名大システム 古典籍内容記述的データベース 名古屋大学附属図書館

  • 更科日記

    名大システム 古典籍内容記述的データベース 名古屋大学附属図書館

  • 竹取物語

    名大システム 古典籍内容記述的データベース 名古屋大学附属図書館

  • 耶蘇譬喩略解

    名大システム 古典籍内容記述的データベース 名古屋大学附属図書館