棕櫚科 中
引用
『棕櫚科 中』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-17085)
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ID
M2005033019512136767
コレクション内カテゴリ
- 錦窠植物図説
書名
棕櫚科 中
別タイトル / 旧書名
Vol. 128 棕櫚科 中
巻次
128-115
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
椰子、越王頭、胥ノ餘、●志曰椰子生■南樹如棕櫚子中者■欽之得酔●頌曰椰子嶺南別郡皆有之郭義恭廣志云木似桄椰無枝條高丈餘葉者木末若束蒲其實大如■垂於枝間如掛物然實外者粗皮如■包皮内者堅殻圖微長殻内者膚白如■膏厚寸半許味如胡桃膚内■■四五合如乳飲之冷而動気醺人殻可為器肉可糖■寄遠作果甚佳●珣曰按劉欣斯交別記云椰樹状若海椶實大如■外有粗皮如大腹子荳■之類内者■似酒飲之万醉生雲南亦好●宗■曰椰子開之者汁白色如乳如酒極香別是一種気味強名為酒中者白■形圓如据■上起細瓏亦白色微虚其紋如婦人■■味亦如汁與着殻一重白肉皆可■煎為果其殻可為酒器如酒中者毒則酒沸起或裂今人漆其裡昴失用椰子之■●時珍曰椰子乃果中之大者其樹初栽時用塩置根下則易發木至斗大方結實大者三四圍高五六丈木似桄■檳椰之属通身無枚其葉在木頂長四五尺直聳■天状如棕櫚勢如鳳尾二月着花成穂出於葉間長二三尺大如五年器仍連着實一穂數■小者如栝棲大者如寒瓜長七八寸径四五寸懸着樹端六七月■有粗皮包之皮門者核圓而黒潤甚堅硬厚二三分■内有白肉■如■雪味其美如牛乳■肉空處者■數合鑚■傾出溝美如酒若夭則混濁不佳矣其殻磨光者斑纈黙紋横破之可作壷爵縦破之可作觚杓也又唐史言番人紅其花造酒飲之亦醉也類書者青田核樹頭酒巌樹酒皆椰酒椰花之類並■子左、青田核、崔豹古今註云鳥■國者青田核■如桃核不知其樹枝大如數斗剖之盛木則■酒味甚醇美欲盡随昴注水随畫随成伹不可■々則若■當謂之青田酒漢末蜀主劉瑋會得之、樹頭酒、寰宇志云緬甸在■南者樹頭椶高五六丈結實如椰子土人以罐盛麹懸樹下劃其汁流■罐中■成酒名樹頭酒或不用麹惟取汁熱為白糖其樹昴貝樹也緬人栗其葉書、巌樹酒、一続志云■州有巌樹樢其皮葉浸以清水和以梗醸或入石榴花葉數曰成酒■醉人又梁書云頓■國有酒樹似■石榴取花汁貯盃中數曰成酒蓋此類也又有文■草可以成酒、●大和本草曰椰子西番人曰印度ノ椰子大也木為柱久不朽■葉葺屋以實為食油ヲ煎シ用ユ又以木皮■ノ綱トス子ノ苞ノ皮ヲ索トスツヨクシテ不朽其用多シ國洛ニヤシホト云ハア誤リナルベシ/●用薬須知●一本堂薬撰、共ニコンシノセス、椰子、樹高数丈直起典枝殻堅勁可作瓢殻外有衣肉在殻内色白味似乳可以醸酒中有水甚多俗呼椰酒物産志■
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション
伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界
日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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