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棕櫚科 中

引用
『棕櫚科 中』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-16983)
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ID
M2005033019492936665
コレクション内カテゴリ
  • 錦窠植物図説
書名
棕櫚科 中
別タイトル / 旧書名
Vol. 128 棕櫚科 中
巻次
128-013
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
此云榕樹、在嶺南亦有此類、此説為得矣、続高僧伝曰玄弉三蔵曰余見菩提樹葉如此白楊、喜任按図経本草曰白楊葉図如梨葉、慧珠音義曰貝多西国樹名也、其葉可以截為梵夾、書写境籍、此葉麁厚鞭而難用、若書多以刀画為文、然後寘墨為葉厚故也、不如多羅樹葉、薄耎光滑、白浄細好全勝貝多、其多羅樹、最高出衆樹表、法苑珠林云釈迦成道樹、名阿沛多羅、陀羅尼集経云囉迦彌陀木、注云菩提樹、別名、喜任曰貝多羅、阿沛多羅、成道樹、囉迦彌陀等之諸名、蓋印度之方言、菩提樹、成道樹、思惟樹等之諸名、因仏成道之義而得名者也、具多羅与多羅不同顯然、可見焉、蘭畹摘芳曰椰樹即具多羅、薬圃擷余曰具多羅等名、蓋出于訳経潤文官、椰子椰樹諸名、蓋出医方、二書之説皆失于不検仏書也、亦有具多羅花、菩提樹、其名相頽、件件證于左方、貝多羅花、広東新語曰貝多羅花来自西洋、葉大而厚、梵僧以写経、唐人詩貝多経文手自書是也、花大如小酒杯、六弁弁皆左紐白色、近蘂則葉有香、其縟落地、類曰朶々鮮芬不{(則、朱引き訂正)}散、使槎録所載文意頗同、続脩台湾府志曰貝多羅花木本種自西洋、葉似枇杷、梵僧以写経、枝皆三叉、花弁六出、香似梔子、台人但称為番花、不知為貝
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション

伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界

日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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