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棕櫚科 中

引用
『棕櫚科 中』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-16982)
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ID
M2005033019492836664
コレクション内カテゴリ
  • 錦窠植物図説
書名
棕櫚科 中
別タイトル / 旧書名
Vol. 128 棕櫚科 中
巻次
128-012
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
将翁軒寓筆曰内典所謂、多羅者何曰南方喬木、蓋椰子桄子榔之類、草木〓所謂海棗之属、貝多羅者何曰西域記之畢鉢羅樹、嶺南雑記所謂榕樹是也、本草家者流多不読内典、故混同為一、乃今験討諸書、判以為二物、陳蔵器本草曰嶺南有桄榔、檳榔、椰子、冬葉、虎散、多羅等木、葉皆与栟櫚相類、慧琳音義曰多羅樹、最高出衆樹表、若断其頭決定不生、玄応音義曰多羅樹形如椶櫚、高長八十尺、花如黄米子、大如鉢、喜任按本書作針、恐訛、人多食之、慧苑音義曰多羅西域樹名也、其形似椶櫚也、体堅如鉄、葉長稠密、縦多特大雨、其葉蔭処、乾如屋下、亦或翻為高竦樹也、倶舎論曰如多羅樹若断頭必不能生長、喜任曰多羅是即身毒以為梵夾者也、断樹頭不能生長者以樹直竦無枝出故也、可知為栟櫚之属矣、而唐山之人亦不知多羅貝多羅自別、或誤混以為一、按太平寰宇志、樹頭酒、其樹即貝樹、翻訳名義集、多羅旧名貝多、如二書所説、所謂涇渭不分、湽澠混淆也、貝多羅者何曰即思惟樹、酉陽雑爼曰嵩山寺中有思惟樹、即貝多也、又曰貝多似枇杷、法顕伝云貝多樹下是過去当来、諸仏成道処、慈恩伝曰仏坐其下成無上等覚、因曰菩提樹、即畢鉢羅樹也、仏在時高数百尺、比頻為悪王誅伐、今可五丈、華厳探玄記曰畢鉢羅樹
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション

伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界

日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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