桑科
引用
『桑科』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-13554)
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ID
M2005033018320832229
コレクション内カテゴリ
- 錦窠植物図説
書名
桑科
別タイトル / 旧書名
Vol. 108 桑科
巻次
108-106
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
桒、子名椹【本草綱目釈名】久和、常陸風土記曰、夫常陸国者堺是広大地、亦緬邈土壌沃墳原野肥御墾発之処、山海之利人々自得家々足饒設有身耕耘力竭紡蚕者立、即可取富饒自然応免貧窮況復求、塩魚味左山右海植桒種麻云々、由見視之古世蚕桒利為盛矣、凡桒城市村落無所不有焉、種之年深久遠、則木高二丈許、深秋葉凋落、十月霜後三分二分已落時、一分在者名神仙葉、見于本草綱目、発明頌説、亦方書曰黄桒葉是也、三四月生新葉而互生、其葉円大而無欠刻、葉面糙渋而形如苧麻、葉稍尖峭鋸歯粗、大者謂之白桒【本草綱目時珍説】、俗呼真桒、明和中間久慈郡小沢郷始種之、俗亦呼大加須計、近時為圧処々種之、令樹不高、今所種夥于四方、一種有葉狭小而薄、鋸歯粗大而欠刻深者、此木生処々近山、亦種人家者不為少矣、俗呼山桒、桒椹、方俗呼止々女、始色淡紅、成熟色変紫黒、味最甘、小児好噉之、桒葉煮熱浸豆油宜食之、味淡薄而最好、其根皮色赤黄而削之、則色純白出白汁甚粘、医家洗浄生根細剉之、以可供薬用、謂之桒根白皮、【常陸物産志 十四】
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション
伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界
日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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