ウハミヅ桜譜
引用
『ウハミヅ桜譜』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-07468)
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ID
M2005033016290722578
コレクション内カテゴリ
- 錦窠植物図説
書名
ウハミヅ桜譜
別タイトル / 旧書名
Vol. 049 ウハミヅ桜譜
巻次
049-054
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
武州多摩郡玉川上水小金井橋上下両岸桜樹有廟、時川崎平右衛門定孝之所種大、凡古者十里余今二里間千株、余云、初定孝及武蔵墾闢役与而有功遂解褐司郡、於是乎請而承朝命採芳野及諸邦名種雑種之、郡民子来封植亟畢実元文二年丁巳歳也、其挙慮衆根深入堤中而長無壊闕之患、則両岸樹数均而南岸葉茂、北岸花盛者豈徒哉、相其陰陽度其便宜、春随艶陽悦往来目、夏障炎光使行旅憩、且開花鮮美映加清潔、落英繽紛浮不汚穢、又且吾東方医家一二方函桜筎及花総用解毒剤、則水毒亦可解、況両岸千樹相蔭映直流径入東都、何毒之有、宜億兆爨炊之用煎茶第一之水、所薦於鬼神羞於公侯、誠忠用心庶乎仁政一助哉、前十余年、余誘女婿石子亨与郷里親旧歴覧多摩郡中名区択優者八所、与子亨議定其目、各附題辞審事実、其一金橋桜花即此所也、遂題為武野八景梓以公乎世、於是察奇勝欲一覧者不尠、爾後遊人毎春相陪蓰野路緜々人肩摩馬蹄連騒人詞客吟詠相競、異説稍間起、余恐吾題辞相混乱人以為鹵莽与子亨、同就定孝後川崎平蔵于押立村、質訪始終三人相謀、刻石防違平永世銘曰、物之隠顕遅速有時千株桜十里水涯両岸相均初種者誰司郡定孝従何致之芳野他山遠採爰移多種夭々争美花期胆望悠遠若雲離披土人慣目猶未甚奇況都人士豈曽聞知俄然一顕遊客追随往還知織先後連騎時哉今顕盛賞花宜
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
備考
続き
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション
伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界
日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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