桜譜
引用
『桜譜』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-07353)
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ID
M2005033016265422351
コレクション内カテゴリ
- 錦窠植物図説
書名
桜譜
別タイトル / 旧書名
Vol. 048 桜譜
巻次
048-073
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
○著聞集云、嘉応二年九月上旬、京中桜梅桃李の花開て春のそらのことくなりけり、延喜九年八月にもかゝる事侍りけるとかや、そのさひハ藤柚柿なともさきたりけり、聖代にこの事あり、いかなる瑞にか侍らん、【藻塩袋 巻ノ三】/○花の順序、七十年以前の昔は先づ春ハ梅さきて漸く彼岸桜ちる時、桃弥生をかけて花さき、桃さきて山桜の一重さき、八重桜より山吹、牡丹、きり島、杜若に移り、尤も花の盛は立春より七十五日と云へとも、咲く順それぞれに違はず咲しに、近年は梅の八重さく時彼岸桜さき、桃さき一重の桜も八重の桜もあはたゞしく同時に咲も、間もなくきり島、牡丹、藤まても同し時節に咲きて心いそかしく詠る、右八十翁昔がたりニ出、{右【興農叢誌 第壹集】、朱書}/桜、花信/■両三日の暖風にて上野の花ハ咲き出し、遊人カ夥しき様子、向嶋の花も十六七日頃にハ満開の聞るへし、【朝野新聞 十六年四月十一日】/吉野山桜ハ六十五日ヲ盛リトス、今吉野ノ人ニ問フニ七十日ヲ盛トス
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション
伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界
日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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