蟄居記談
引用
,『蟄居記談』(名古屋大学附属図書館所蔵)「名大システム 古典籍内容記述的データベース」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n004-20230901-00584)
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ID
j347
コレクション内カテゴリ
- 神宮皇学館文庫
書名
蟄居記談
書名ヨミ
チッキョキダン
別タイトル / 旧書名
蟄居記談
書名備考
書名は書外題による。内題・跋文中の書名「蟄居紀談」。
編著者
度会(河崎)延貞(清窩)
(
ワタライノブサダ
)
数量
2冊
寸法・大きさ
24.0/17.0
丁数
82
原装・改装
原装
版写
写
刷り書写の態様
転写本。
書型
半
成立
寛延4年仲秋、度会常彰跋。
成立推定
近世後期写
存欠
全2巻
内容注記
伊勢神宮周辺の話題を中心とした雑記随筆。内容の一部、上巻:宮後朝雄・松木満彦・河崎延辰・松木辰彦・藤波氏富・檜垣常昌等逸話、父河崎延利の質素、松木盛彦・檜垣常和・荒木田成長・檜垣常久・荒木田長延・宮後朝棟・河崎延誠・河崎延明・久志本常昭(彰)等逸話、大世古町松葉小兵衛娘おいぬの和歌、宗祇・守武・倶尚等連歌話、伊勢論語(守武の世中百首)、伊勢誹諧、伊勢小町(杉木光貞妻)、伊勢宗鑑(高田勘解由荒木田武清、宗鑑流の筆跡)、伊勢の付く語について、『倭姫世記』の伝本、火事で焼けた古書、檜垣貞正『太平記』を6部写す、久志本常治家蔵『聖済録』、明智光秀の願書(田中町河井求女所持)、出口延佳『神異記』、下巻:狐狸等動物の怪異譚、久志本常範・常尹逸話、疱瘡神、奇病譚、鰻の椛焼の祟り、龍熈近逸話(風邪を引き鼻に紙を詰めて社参、諸人が真似をする)。跋によれば、外宮権祢宜で医者でもあった著者が、晩年故あって一室に蟄居中に見聞を書き綴った随筆で、没後(宝永6年没76歳)に跋者(著者の次男)が校訂を加え2巻に編んだもの。跋の後に、漢文「清窩専制座右記」(貞享3年季春、尚舎散人龍氏撰)・「高宮阪袖摩石事」(寛文8年正月、延貞撰)、「清窩先生紀事」(漢文体の延貞略伝逸話集)等の記事あり。
旧蔵印・識語
印記「伊勢山田尾上町/吉」。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
請求記号
175.8-Ka
備考
原装渋横刷毛目表紙。
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
無
コレクション
名大システム 古典籍内容記述的データベース
名古屋大学が所蔵する和漢古典籍について、書誌だけでなく内容までも詳細に記述したデータベースです。