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神明誠論記

引用
,『神明誠論記』(名古屋大学附属図書館所蔵)「名大システム 古典籍内容記述的データベース」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n004-20230901-00412)
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ID
j177
コレクション内カテゴリ
  • 神宮皇学館文庫
書名
神明誠論記
書名ヨミ
シンメイセイロンギ
別タイトル / 旧書名
神明誠論記
書名備考
内題ルビ(上巻)「しんめいせいろんき」(下巻)「しんめいせいろんぎ」。書名の読みは下巻内題のルビによる。
編著者
数量
1冊
寸法・大きさ
26.9/19.2
丁数
68
原装・改装
原装
版写
刷り書写の態様
原写本。
書型
成立
序跋なし。冒頭「抑小県郡岡村鎮守白山妙理大権現之義者御本地伊弉諾尊ヲ祭り天文年中加賀国より移し霊現新ニして崇敬の御神也天狗院守護奉りしニ夫より以来三百余年之間五穀成就心中安穏ニ治りしニ弘化度宮再建建神事賑々舗神諌之模様せし処ニ兼帯神主馬越村ニ伊沢淡路といふる強悪不敵之ものなりて養善寺を退け氏子を歎き我壱人の気随ニいたさばやと工せしに誠神明の神慮新ニして氏子を助給ふしるしニ也淡路は忽滅せし其次第事多き事なれは爰ニ略し一書を綴るといふとも悪文ニして貞ならねは見る人勘考一覧希処也」。奥書「右筆記之儀者弘化元より嘉永五迄九ケ年之間の差縺ニ而殊之外雑混いたし記録書付類も品多ニ付一帳ニ相つゝめ置候間若哉後年ニ至り鎮守之儀候付何等異変差起り候ハヽ郷中之日記を神前江納置間養善寺を始め出入中之役人惣代世わ人家筋之もの并時役人立会之上拝覧可致証拠と尤他言他見者可為堅無用事/嘉永六年丑十月 筆者岡村住古平政右衛門藤原敬重(朱印「■山■■」「敬重」)」。
存欠
全2巻
内容注記
弘化元年より嘉永5年に至る9年の間におきた、信濃国小県郡岡村の白山大権現遷宮にあたって生じた、馬越村神主伊沢淡路と、山伏養善寺ならびに岡村氏子一同との確執を記録した書。伊沢淡路は、山伏養善寺が遷宮を妨害していると奉行所へ訴えた。その訴えに対し養善寺一派は、伊沢淡路が揚屋に出かけたこと等その悪行を主張した。その裁判に関する文書が多数書写されている。訴訟の途中で、神主伊沢淡路は病床につき、代理人が立った。最終的に浦野組・小泉組有力者立ち会いの上、役人による吟味があり、伊沢淡路は押し込めの刑に処せられ山伏養善寺一派が勝訴した。争いの端緒は、白山大権現の遷宮に際し、山伏養善寺が主張した先規の方法を伊沢淡路が一蹴して、別の方法で遷宮を行おうとしたこと。著者は、岡村氏子の惣代の一人。
旧蔵印・識語
識語「此主田中嘉作」。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
請求記号
170.4-Si
備考
一面10行書。
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
コレクション

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名古屋大学が所蔵する和漢古典籍について、書誌だけでなく内容までも詳細に記述したデータベースです。
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