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五加科

引用
『五加科』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-09281)
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ID
M2005033017044426164
コレクション内カテゴリ
  • 錦窠植物図説
書名
五加科
別タイトル / 旧書名
Vol. 065 五加科
巻次
065-134
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
五加、一名五佳、五花、文章草、白刺、追風使、木骨、金塩、犲漆、犲節、郷名ウコギ、{和名無木、朱書}●別録曰、五加皮、五葉者良生漢中及寃句、五月七月采茎、十月采根陰乾●弘景曰、近道処々有之、東間弥多、四葉者亦好●頌曰、今江淮湖南州郡■有之、春生苗、茎葉倶青作叢、赤茎又似藤葛、高三五尺、上有黒刺、葉生五枚、作簇者良、四葉三葉者最多為次、毎一葉下生一刺、三四月開白花、結青子、至六月漸黒色、根若荊根、皮黄黒、肉白色、骨硬、一説今有数種、京師北地者太片、類秦皮黄檗輩、平直如板而色白絶無気味、療風痛頗效、余無所用、呉中乃剥野椿根皮為五加、葉勒而無味、殊為乖失、今江淮所生者根類地骨皮、軽脆芬香、其苗茎者有刺、類薔薇、長者至丈余、葉五出、香気如橄欖、春時結実、如豆粒而扁、青色得霜、乃紫黒色、俗但名為追風使、以漬酒療風、乃不知其為直五加皮也、今江淮呉中徃々以為藩籬、正似薔薇、金銀花輩而北間多不知用此種●斅曰、五加皮樹本是白■樹、其上有葉如蒲葉、三花者是雄、五花者是雌、陽人使陰々人使陽剥皮陰乾●機曰、生南地者類草、故小生北地類木故大●時珍曰、春月于旧枝上抽條葉、山人采為蔬、茄正如枸杞、生北方沙地者皆木類、南方堅地者如草類也、唐時惟取峡州者充貢、雷氏言葉如蒲者非也▲釈名下時珍曰、譙周巴蜀異物志、名文章草、有賛云、文章作酒能成其味、以金買草不言其貴是矣●大和本草曰、正二月枝ヲサシ、根ヲウフ、活ヤスシ、秋分ノ後モヨシ、葉ハ食ベシ、又ホシテモ食ス、茶トスルモヨシ、根ノ皮ヲ五加皮トス、性ヨシ、酒ト相合且味美也ト云ヘリ、又季仲梓ガ薬性解ニ昔数人五加皮ヲ服シテ長寿ナルコトヲ云ヘリ、一種葉ノ甘キアリ、ヒメウコギト云、又鬼ウコギアリ、性味ツネノウコギニ劣ル、葉大ナリ、ウコハ五加ノ唐音ナリ、凡枸杞五加木補益ノ性スグレタリ、上品ノ薬也、両木共ニ宅中ニ多挟ウフベシ●用薬須知曰、五加皮、和産、ウコギノ根ノ皮ナリ●一本堂薬選蔬部、五加葉、俗呼烏穀及(ウコギ)/五茄皮、採其嫩芽可点茶、【蘇州物産志 十二】/鳥トマラス、洞川、按ハリブキナラン、九八五加、山上嶽修覆山川谷釈迦嶽ニ多シ、林ヲ生ス、茎灰白色、刺多クシテ樬木ノ如シ、断ハ樬木ニ似タル香アリ、頂ニ聚リ葉ヲ出ス、葉茎心ニ附、葉形兎兜傘(ヤグレガサ)ニ似、細岐多ク短刺葉ノスシニアリテ芡葉(オニハス)ノ如シ、【和州吉野郡中物産志 下】
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション

伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界

日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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メタデータのライセンス
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