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殼斗科 槲譜

引用
『殼斗科 槲譜』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-14242)
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ID
M2005033018492333517
コレクション内カテゴリ
  • 錦窠植物図説
書名
殼斗科 槲譜
別タイトル / 旧書名
Vol. 115 殼斗科 槲譜
巻次
115-013
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
○又云、比又ハ和訓栞カ、昔近江国栗本郡に大なる柞(はゝそ)の木あり、其囲五百尋あり、枝葉磐(しげく)茂て其木の影、朝にハ丹波にさし夕にハ伊勢国にさす、されは滋賀(しろき)、栗本、甲賀三郡に蔭を覆ひ日影あたらされは田畑の作物熟せす、百姓これを歎(なげき)て比由を奏す、よつて■守宿祢(はきもりはすくり)に命してこれを伐らしむ、後■/問、柏をかしは、栢をかやかえなとゝ読て説々区々也、又栢ハ柏の俗字とも云、かしは散るとすれハ秋になり、但かしはとばかりハ雑なりといへり、貞德の説にハ柏ちるハ夏なりとあり、されは常盤木なりや、【誹諧多識篇】、答、柏一名椈、栢ハ俗字也、本朝にて柏をかへと読なから知松柏之後彫とある常盤木とせずして広葉のならの事といふと見へたり、古今雑の歌に○いその上ふるから小野々もととかしは本の心をわすられなくに、比歌と宗祇注ニ云、柏ハ枯たる葉の枝につきて春まて落ぬものなれば独もとの心忘れぬ物とてよめるとぞ、されば袖中抄にも常盤木にあらずと見へたり、是ハ広葉ならの事也、夫木集第十五に宗長朝臣
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション

伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界

日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
コンテンツ(画像等)のライセンス
メタデータのライセンス
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