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檀香科

引用
『檀香科』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-12642)
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ID
M2005033018100331281
コレクション内カテゴリ
  • 錦窠植物図説
書名
檀香科
別タイトル / 旧書名
Vol. 101 檀香科
巻次
101-054
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
ト云ハコノ類ナラン、又一本ノ和蘭人ノ図ニ蛮名ヱロヱスホートヽ名ツクルモノアリ、其形葉ハ冬青ニ似テ本濶ク末尖リ、葉間幹ニ附テ子ヲ結ブ、大サ冬青子ノ如ク、紅色樹皮刺アリ、コレ又図ノ小異ニテ恐クハ同物ナラン/{チ十四、朱書}{【和訓栞】、朱書}○きやら、伽羅と書り、沈香の上品をいへり、奇南香是なり、南或は楠に作る、ねづみもちに似たる木なり、深山幽谷にて自然の枯朽を得たる好とす、其余木を伐て土に埋ミて心を用る也、交趾を上品とそ、暹羅を中品とし、占域をもて下品とす、太泥ハ能水に沈めとも最下品也とす、又まなバんまなかとよふハ番香をいふ也、真名班にや、禅家に悪沈を速(ス)香といひ、好香を鷓鶘班といふよし埃嚢抄にみへたり、ともに漢名也、伽羅ハ黒の梵語也、陀羅尼集経云、伽羅樹華厳経云黒沈香と見ゆ、李時珍も堅黒為上といへり○天竺摩迦陀国の女人ハ頭髪并に肌膚に伽羅の油をぬる事播州高砂の舩人其国に漂流せし者の話也といへり、今蝋油を伽羅の油と称するは比義によれるなり、大智度論に天竺国熱以身臭故以香塗身と見へたり○燕間四適に南冥島上得一木、名伽羅、紋如銀屑堅如石といへるは別なるにや
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション

伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界

日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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