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斉墩果科

引用
『斉墩果科』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-11086)
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ID
M2005033017401429725
コレクション内カテゴリ
  • 錦窠植物図説
書名
斉墩果科
別タイトル / 旧書名
Vol. 083 斉墩果科
巻次
083-161
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
山礬、一名芸香、掟花、柘花、瑒花、春柱、七里香、{和名久佐乃加宇、朱書}●時珍曰、山礬生江淮湖蜀野中、樹生大者株高丈許、其葉似巵子葉生不対節、光沢堅強略有歯、凌冬不凋、正月開花繁白如雪、六出黄蕋甚芬香、結子人如椒、青黒色熟則黄色可食、其葉味濇、人采以染黄及収豆腐、或雑入茗中、按沈活筆談云、古人蔵書辟蠢用、芸香謂之、芸草即今之七里香也、葉類〓豆作小叢、生啜嗅之、甚芬香、秋間葉上微白如粉汚、辟蠢珠験、又按蒼頡解詰云、芸香似邪蒿可食、辟紙蠢、許慎説文云、芸似首蓿、成公綏芸香賦云、茎類秋竹枝象青松、郭義恭廣志有芸香膠、杜陽編云芸香草也、出于闐国、其香潔白如玉入土不朽、元載造輯堂以此為屑塗壁也、據此数説則芸香非一種、沈氏指為七里香者不知何據、所云葉類踠豆啜嗅芬香、秋間有粉者亦与今之七里香不相類状、頗似芍薬葉、恐沈氏亦自臆皮爾魯端伯以七里香為玉蕋花、未知的否●大和本草、外書トシテ草部載テ、日本草綱目灌木門山礬ノ集解ニ芸草ノコト詳ナリ、此草本部ニナシ、昔年長崎ニ多来ル、近年ハ不来ト云●用薬須知、一本堂薬選ニコレヲノセス/山礬、そめしバ、とちしバ〈筑前〉、おこしこめしは〈同上〉、しまくろき〈日向〉、くろはい、あくしハ、■なもち〈城州〉、梅第【名物方言】、幽客【典籍便覧】、九黒香【物理小識】、{(潅)、朱書}、山中に生す、樹高さ一丈余、葉冬を経て凋ます、形くちなしに似て深緑色にして、光沢あり、枝葉ともに互生す、春月葉の間に一二寸の穂を数茎生し、五弁白色の花を開き、黄色の蘂を生す、香気甚よし/一種、筑前の国大島轟峠に産すといへり、葉の形前条より小く穂の形も又同く、実ハ細長く黄褐色なり/○山礬、極香木、高数尺、土人以其葉醃鮓、右温州府志
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
備考
「伊藤圭介」の朱印
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション

伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界

日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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メタデータのライセンス
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