斉墩果科
引用
『斉墩果科』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-11127)
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ID
M2005033017405429766
コレクション内カテゴリ
- 錦窠植物図説
書名
斉墩果科
別タイトル / 旧書名
Vol. 083 斉墩果科
巻次
083-202
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
蘇合香●別録曰、蘇合香出中台川谷●恭曰、今従西域及崑崙来、紫赤色与紫真檀相似、堅実極芳香性重、如石焼之灰白者好●頌曰、今広相州雖有蘇合香、但類蘇木、無香気、薬中只用如香油者、極芬烈陶隠居以為獅子矢者亦是、指此膏油者言之、爾梁書云、中天竺国出蘇合香、是諸香汁煎成非自然一物也、又云、大秦国人采得蘇合香、先煎其汁以為香膏、乃売其滓与諸国賈人、是以展伝来達中国者不大香也、然則広南貨者其経煎煮之余乎、今用如膏油者乃合治成者漏●時珍曰、按寰宇志云、蘇香油出安南三仏斉諸番国、樹生膏可以薬以浄而無滓者為上、葉廷珪香譜云、蘇合香油出大食国、気味皆類篤耨香、沈活筆談言、今之蘇合香赤色如堅木、又有蘇香油如黐膠、人多用之而劉夢得、伝信方言、蘇合香多薄葉子如金色、按之即少放之、即起良久不定如虫、動気烈者佳、如此則全非今所用者宜精攷之、竊按沈氏所説亦是油也、不必致疑、正誤●弘景曰、蘇合香、俗伝是獅子屎、外国説不爾、今皆従西域来、亦不復入薬、惟供合好香爾●恭曰、此是胡人誑言陶不悟也○蔵器曰、蘇合香色黄白獅子屎、色赤黒二物相似而不同、獅子屎極臭、或云獅子屎是西国草木皮汁所為、胡人将来欲貴重之、故飾其名爾●大和本草曰、蘇合香、本草綱目梁書ノ説ヲノセタリ●用薬須知曰、蘇合油、蛮舶載来ル真ナリ
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
備考
「伊藤圭介」の朱印
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション
伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界
日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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