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石南科 躑躅譜

引用
『石南科 躑躅譜』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-10262)
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ID
M2005033017240928112
コレクション内カテゴリ
  • 錦窠植物図説
書名
石南科 躑躅譜
別タイトル / 旧書名
Vol. 077 石南科 躑躅譜
巻次
077-127
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
躑躅、土堅土、忍土、くたし肥、植様、二八月ころ植かへして吉、野土、忍土とを等分にきりまぜ植たる極吉也、いつれの土地にても花たんにすへきゆうなる所を見立、その所の土をほり、野土、忍土を三分一ほと切ませ植べし、こやしハ時々中にみきとはへかゝらさるやうにかけべし、それも一尺斗の木にてハこやしにをよばず、忍土作様、竹の葉、木の葉なとをとりため、土中にうつめ一年ほとをき、明年の前年にうめしころほり出し用べし、但忍を作にハ下谷、本所辺ハくさればすかも、染井、谷中、千駄木辺ハミなかわき地故、くさらすものは早くくる也、此忍土ハ竹らんなどに用ゆる忍とハ相違せり、接様、三四月よし、五月の間なれば何時にてもつく也、よひつきなりだいをきりて、その切口によくきれる小刀にてけづりつくべし、小刀のきれあしければつかず、故に椄根に小刀をとぎて身と肉と皮の間をすつはりとそぎて穂をよびつぐべし、そき口のながさハ七八分にてよし、金して、みたる所ハ花びらなきやうにみえ、但シしへばかりなるやうにて一枝に花三ツ四ツぐらゐつき、一ツの花の中より壱頭とりのやうに長く一本いでゝさきに一ツ玉付、いろハ紅なり、せいかいは、はハ柳のごとく、花ハ小りん、少し姫ゆりにもにたり、色紅、乱猩々、色濃紅、乱咲也、つりがね、色薄紫小りん、花の台いとのごとくほそく長くしだれ也、たつた、色赤、花形かへでのハの形のことき也、あらきながれ、あかはならん咲なり、沫雪、白花
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション

伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界

日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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