石南科
引用
『石南科』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-09841)
記載例をコピー
ID
M2005033017153527274
コレクション内カテゴリ
- 錦窠植物図説
書名
石南科
別タイトル / 旧書名
Vol. 073 石南科
巻次
073-084
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
産物志校了、岩崎ノ救荒――(本草)通解云、山茶科、リヤウボフ、稲若水、リヤウフ、リヤウホ、ハタツムリ、古名、ユキフジ、ヒヤウフサル〈信州〉、キヤウフ、ハタケモリ、松岡、ウマツヽジ〈武州川越〉若水ノ説也、野州日光山中、其外西国処々深山中ニアリ、高サ七八尺、葉ハ梨ニ似テ尖長、又アワボクタランノ葉ニ似テ頗短ク、枝頂ニ四五葉聚テ互生シ、形草躑躅ニ似り、秋月頂ニ穂ヲ生スルコト数丈、各四五寸、五弁小白花ヲ下垂シ、形梫木(アセボ)ノ如ク、又イヌザクラニ似タリ、後小円子ヲ結ブリ、熟シテ黄褐色ナリ、春ノ嫩芽葉ヲ採リ飯ニ交エ食フ、コレヲ田舎人レウフシト云、メヲ■スルカ、味佳ナリト大和本草ニモ見ヘタリ、又紀州ニテハ諸木ノ嫩芽ヲ採乾シテ飯ニ入食ス、其中ニテレウフヲ上品トス、蘭山云リ/はたつもり、{【動種名彙】、朱書}/[夫]、[六帖]、[山茶科]、れうぶ、はたつまか、はたつかり、ともに古名なり○畿内及美濃、尾張にてりやうふと云、遠州にてきゆうふといふ、播磨にてれうぼといふ、{【動種名彙】、朱書}、按に[救荒本草]山茶科、和名リヤウブとある、是也、山民葉を採りて蒸て食のたすけとなす物なり、夫木、里人や若葉つむらんはたつもりミやまも今ハ春めきにけり
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション
伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界
日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
コンテンツ(画像等)のライセンス
メタデータのライセンス
コンテンツの利用について
こちらをご覧ください