豆科 上
引用
『豆科 上』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-06164)
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ID
M2005033016034420011
コレクション内カテゴリ
- 錦窠植物図説
書名
豆科 上
別タイトル / 旧書名
Vol. 038 豆科 上
巻次
038-062
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
槐、一名櫰【本草綱目】釈名、恵牟之由、恵仁寸、多生茨城郡水戸地、其他久慈郡山村亦生之、其木大者二三丈、葉緑色淡黒、円小而大六分許、対生左右、以四十葉許、為一葉冬月葉落、春月生新葉、夏月成穂長五寸許、逐日開花、其花未開則黄色也、既開則色淡泊也、形似萩花、医家採花為薬用、花謝結長莢、長二三寸、莢中有実大如小豆、本草名之槐角子、一種有大葉者其葉長大而厚、形似紫藤葉、比之紫藤葉則短小而闊糙、渋而其色黒、此木及丈余、則必生黄花、形如萩花、花謝結小莢、長一寸許、闊四五分、莢中有実、必生三粒、今按槐葉、二種倶眠、一種葉相似而有不眠葉謂之守宮槐、【常陸物産志 十二】/○槐、大辺路田子浦ニ多シ、諸山ニモ生ス、葉小指頭如ク、長サ三四分○櫰槐、イヌヱンジユ、諸山ニアリ、(諸、抹消)其葉大也、【熊野物産志】/槐、尓雅集注云葉小而青曰槐、音廻恵邇須○下総本有和名二字、葉大而黒、曰櫰、音懐○広本有一音瓌三字、按釈文二音並有然、據広韵音瓌字、別義則釈文載二音者恐非是、葉昼合夜開、謂之守宮槐、釈木櫰槐大葉而黒槐、昼聶夜炕、郭注云槐樹葉大色黒者名為櫰、釈木又云守宮槐葉昼日聶合而夜炕布者名為守宮槐、字句少異、此所引盖旧注也、芸文類聚引荘子云槐之生也、入季春五日而免目十日而鼠耳、【箋注和名抄】
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション
伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界
日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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