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槭樹科

引用
『槭樹科』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-05392)
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ID
M2005033015485118491
コレクション内カテゴリ
  • 錦窠植物図説
書名
槭樹科
別タイトル / 旧書名
Vol. 032 槭樹科
巻次
032-066
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
○山形県槭液製糖法、工業新報百二十号、槭糖、俗に楓糖と唱ふれとも、原名「メーブルシュガー」、訳名「イタヤと称する、槭樹の液より製するに拠り槭糖の方を穏当とす、槭樹は山形県管内諸山の麓、或渓谷の間到処として繁茂せさる無しと雖、就中西置賜郡小国字飯豊山の如きハ其頂きより其麓に到るまて腹背森々鬱々として自然に存生するなり、同県に於て斯る天産有益の物を徒に度外視せんことを吝み、昨明治十二年二月中旬頃、該地に課員を派遣(つかはし)せしめ、仮に槭液試製場を同郡百子沢村に設立せられたり、今斯試製概略を左に抄録すへし、最も其槭液採取の法は下図ノ如し、結晶甘味となす方法の如きは毫も蘆粟を製すると殊なる無きに拠り、茲に贅記せす○槭液採取の期は春彼岸の候より同土用過ぎ迄凡五十日間とす、槭樹目通り三尺回りなれハ壱箇所五尺より乃至其樹の太(ふ)とさに応して或は二箇所、或は三ヶ所根株に(可成的土際を要す、図中(イ)の如く三角に皮より樹肉まて深さ八分位、樹に大小あれハ樹皮も亦随て厚薄あり、因て自ら其浅深もある可し)、鋸りにて挽込み、其三角の下に錐にて揉み孔を穿ち、穴管(円径三分、長さ三寸、銅にて拵ひしもの)を押入、木液流出中ハ幾日も替ることなし)、穴管のしたへ受桶(七八升/一
科目
ムクロジ目カエデ科
来歴・典拠・由来
工業新報百二十号
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション

伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界

日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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メタデータのライセンス
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