橙橘科 文且譜一
引用
『橙橘科 文且譜一』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-03596)
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ID
M2005033015153514955
コレクション内カテゴリ
- 錦窠植物図説
書名
橙橘科 文且譜一
別タイトル / 旧書名
Vol. 017 橙橘科 文且譜一
巻次
017-053
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
柚、南海奇淡ノ説、広浦辺の山に柚の木多し、然れとも実はならず、但し実の好らぬにてはなけれども、其地勢海に対しなれは、激風に中りて花の落る故なり、然るに土人葉を摘て乾かし、磨にて挽てよく篩し、豆粉に交じへ、餅団子の類ひをよぶすに香気ありて甚たよし、是と黄粉(キイコ)といふ、また鮎折魚(サシミ)などにて振るて喰し、肉膲(スリミ)にも交じゆ/「埤雅」柚似橙而大於橘故曰執鍚分銀橾橙証柚、一名条秦風所謂有条者、即此本草云柚皮味甘誤也、柚皮極苦不可向口皮甘者乃橙耳【格致鏡原】/柚大而麤柑橘中最下品也、福延間多有之、花亦奇大、三月開、開香気甚郁余嘗有詩云、最好南平三月景満城微雨柚花香【閩部疏】/柚子択奇醜者蓋衷蓄清芬則外必〓磊、有同相士柚鼓方截頂〓去瓤核研和紫鼓烏麻白糖及其瓤内原殻燔食一方柚皮紫鼓糯粉、胡麻、胡桃、胡椒、白糖、七味研和将箏皮包裏隔水蒸透懸灶上通風処乾燥為度経歳味芳/{学海類【養小録】、朱書}
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション
伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界
日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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