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錦葵科

引用
『錦葵科』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-02846)
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ID
M2005033015013213475
コレクション内カテゴリ
  • 錦窠植物図説
書名
錦葵科
別タイトル / 旧書名
Vol. 008 錦葵科
巻次
008-075
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
【俳諧多識編】問、朝顔、昼顔、夕顔の類皆俗通の文字を用ゆ、漢名正字如何、答、此三品俗名俗通の文字を用ひたれば別に論なし、其侭に歌俳とも用ゆべき事也、されど多聞の為(タメ)にとあらば漢名示すへし、朝顔は漢名牽牛花古今物の名にけにごしと詠す、今云あさがほの事也、万葉集にいふ所のあさがほは別物なり、昼顔は漢名旋花一名皷子花と云、和名抄にははやひとぐさと云、奥州仙台にてはあめふり花と云、和州にてははたけあさかほと云、按するに仙台にてあめふり花といふは飴売(アメウリ)花といふ事の転語なり、飴売のチヤルメラ笛に花の形似たるよりの名なるべし、又おおひるかほといふあり、花も葉も常の昼顔よりは大きくして花の色も赤みつよし、救荒本草の藤長苗と云もの是也、又浜昼顔といふあり、海浜砂地に生するもの也、相州江の島にては鯰(ナマス)のけんに用る、葉丸くして茎紫色なる物なり、一名かつほうはな、へびあさかほ、はまちばな、かうつるなど国々にて称する也、芸園家にては葵かつらと云、漢名はいまだ不考、夕顔は漢名壺盧花(コロクハ)なり、古歌にすすけはな、たそがれくさ抔云もの皆夕顔の事也、しとみぐさと云は其葉の名也、凡ふく/十二
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション

伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界

日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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メタデータのライセンス
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