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山茶科 山茶譜

引用
『山茶科 山茶譜』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-02614)
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ID
M2005033014563513035
コレクション内カテゴリ
  • 錦窠植物図説
書名
山茶科 山茶譜
別タイトル / 旧書名
Vol. 005 山茶科 山茶譜
巻次
005-086
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
花鏡紀聞云、山茶、ツハキ、○四季花、四季花開ク字ノ如シ、○磬口花猪口咲也、○鬯口花是又猪口咲ノ類歟、鬯口ノ形未知、附山茶、尺名十九種、〓色茶花、○瑪瑙茶、外ニ大ノ花弁一弁辺ノ五弁アリ、色赤シテ中ニ赤五黄淡ノ弁交ヲ云、コレ日本ノ称呼何ト云フ未知、日本ニモ茶類三百余アリ、○寉頂紅、花弁大ニシテ重子多ヲ云、花弁ツマリ万重ヲ云、○宝珠茶、重弁重リ至テ多シ、正中ノ花弁宝珠ノ如シ、中ニ玉形アルヲ云、玉手箱ト称ス、白赤ノニ品アリ、○焦蕚、白宝珠、白花ノ玉手ハコ也、○楊妃茶、薄赤也、○正宮粉、○蹇空粉、是又薄赤色也、形状未難知何レ類也、○石榴茶、重弁ケシノ如キ花也、下ニ大花弁アリ、上ニ花弁集リ生ス、伊勢ツバキト呼フ、○海榴茶、小キ猪口咲也、蒂青キ色也、総シテ山茶ノ蒂ハ赤キモノ也、○真珠茶、○菜榴茶、二品トモ未詳、○躑躅茶、ヤブツバキ也、細注ノ杜鵑ハツツジ也、○串珠茶、未詳、○磬口茶、躑躅茶ノ上品ヲ云、○茉莉茶、未知、○一捻紅、白花也、紅ノ飛入アリ、○照殿紅、花大ニシテ赤色、細注ノ葉者花弁ヲ云、○晩山茶、晩ク開ク山茶也、山茶ハ冬月開ク、此ハ二月開ク、チリツバキト云モノ一弁ツツ散ル、山茶ハ花ナリシ落ルモノ也、西ノツバキ寺ノ庭中ニ大木アル此也、一弁ツツ離レ散ル、春柏ト韓ニテ云也、養花小録ニ見ユ、朝鮮ニテ山茶ノコトヲ柏ト云方言也、常ノツハキ冬開ヲ冬柏ト云、○南山茶、カラツバキ、日本ニモ多シ本舶来也、花大ニシテ五寸斗紅ノ飛入アリ、品多シ、本蜀国ヨリ来ハ蜀茶滇茶ト云、滇ハ矢張蜀ノコト也、唐山ヨリハ南ニ当ル/○チリツバキ、京紙屋川地蔵院ニアリト云如何、山本答、京ニテツバキ寺ト云テ桜花同時ニ人多ク見物ニ行ナリ故ニ晩山茶ニアリ、千葉ニシテ紅白マシリ見事ナリ、常品トチガイヘタヨリ落チズ一弁ヅツ散ナリ故ニ名花葉共ニ常品ニ同也/○山茶、ツバキ、二三月紅花ヲ開ク、五月中旬ニ植替テヨシ、過枝(サシギ)接換(ツギギ)ニモヨシ、冬人糞ヲ根ニ澆キテヨシ、主治吐血(トケツ)衂血(ハナヂ)下血ニ細末シテ薑汁又ハ酒ニテ服シテヨシ【慶賀写真】
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション

伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界

日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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