自ミ至テ
     引用
  
    『自ミ至テ』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-01633)
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ID
              M2005033014381310854
          コレクション内カテゴリ
              
          書名
              自ミ至テ
          別タイトル / 旧書名
  
            Vol. 006 自ミ至テ
      
      巻次
              006-021
          本文言語
  
            日本語
      
      翻刻・翻訳
  
            ひをむし、ヒヲは日終の義なりといへり、このむしあしたになりて、ゆふへにうせけるものなれは、いふとまた、氷魚虫の義なりともいへり、源氏橋姫の巻に、ひをむしにあらそふこころにてと書たり、八雲御抄に、夕へに朝なとにみたれとふもの也、夕くれに命かけたるといふもおなしといへり、按に伊豆国人いふ、春より夏かけてからから、明る日に河のほとりに朝旦に霞のゆうに聚聚(ムラムラ)にむれいてける小虫なり、形ハ蚊子のややおほいなるか、色ハ水紅にしていとうつくしく、あしたにいつる物なれは土俗らハ朝貌(アサカホ)ともかけろふともいふ、ゆふへにはいつちにかきえうせけりといへり、されは日々におはる虫なるや、春曙抄にかけろふと同し物にやといへるハあらし、准南道応訓高誘注に朝菌朝生、暮死之虫也、生水上状似蚕蛾、一名慈母、海南謂之虫邪、また爾雅翼に今水上有虫、羽甚整、白露節後即群浮水上、随水而去以千百許宛、陵人謂之白露虫、これまた朝菌のたくひ也、今の俗に蜉蝣といへるものをヒヲムシとなせしも又たかへり、【国史草木昆虫攷 巻之六】/?虫、一名?、出于本草釈、名?音回、俗作蛔、並与?同、人龍【網目】、凡?虫生人腹中而大小扁長短、種々成形一々不遑枚挙、是以記、大略形蚯蚓而色淡紅、其長四五寸、此虫多生人腹中、所謂人龍是也、色淡白而長一二寸、小児多下之、所謂白虫是也、亦有長四五分者多生小児腹中、一種有呼寸白虫者色純白而形如麺、線扁長有及丈余者以樹枝捲之出之、狗腹中有虫、色淡白帯黒、形肥太而円長及丈余、此当寸白虫類、猫腹中百虫、色純白形如有三稜、其長三分許、触之則縮如豆、此当寸白虫類、【常陸物産志 十八】
      
      来歴・典拠・由来
  
            国史草木昆虫攷
      常陸物産志
      
      NCID
              BB10831245
          資料ID
  
            10148415
      
      所蔵機関
              名古屋大学附属図書館
          メタデータ提供者
              名古屋大学附属図書館
          資料種別
              和古書
          画像有無
              カラー
          コレクション
伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界
日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
      
  
      所蔵機関
  
            名古屋大学附属図書館
      
  
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