新古今和歌集切

新古今、巻２、１４８～１４９。１１行。「題不知／大納言経信／旧里の花のさかりは過ぬれと／おもかけさらぬはるのそらかな／百首歌の中に式子内親王／はなはちりそのいろとなくなかむれは／むなしき空に春雨そふる／小野宮のおほきおほいまうちき／み月輪寺に花みはへりける日／よめる／藤（左ニ見セ消チ、右ニ清ヲ傍記）原元輔」。