伊勢物語 傍注入り
引用
『伊勢物語 傍注入り』(名古屋大学附属図書館所蔵)「名大システム 古典籍内容記述的データベース」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n004-20230901-02152)
記載例をコピー
ID
j1708
コレクション内カテゴリ
- 神宮皇学館文庫
書名
伊勢物語 傍注入り
書名ヨミ
イセモノガタリ ボウチュウイリ
別タイトル / 旧書名
伊勢物語髄脳
書名備考
書名は仮題。原外題・内題なし。下巻に後筆の書外題「伊勢物語 下」。上巻表紙に鉛筆書で「勢語髄脳」とあるも、根拠不明。
数量
2冊
寸法・大きさ
25.3/18.4
丁数
92
原装・改装
原装
版写
写
刷り書写の態様
能筆上写本。転写本。
書型
大
成立
書写識語等なし。安土桃山~江戸時代初期頃の写か。
成立推定
近世初期写
存欠
全2巻
内容注記
「伊勢物語髄脳」とは別本。伊勢物語本文を大字で書し、行間に細字で注釈を記す(本文同筆)。巻頭に「伊勢物語といふはなにのゆへぞや」に始まる題号説等を記した文1丁半あり、文中「寛平の妃七条の妃の宮にかたりたてまつる本、当れう(流)の本也」とあり。巻末に関係系図・「しゅびきのうた」(朱引きの意味を読み込んだ歌)2首を記す。初段の和歌の注「このうたはところかすが也むらさきは野にある物也おりにしなりひらむらさきのぢにしゝのふのつきたるかり衣をきたるとしるべし」、最終段の和歌の注「此歌はおほしめす事はあるましきとはおもへ共わすれましきとのそのことのはがいて申よとなり」(ママ)。
旧蔵印・識語
印記「来田氏家蔵」。
貴重資料区分
準貴重資料。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
請求記号
913.32-I
備考
共紙表紙袋綴じ本(中綴じなし)。料紙鳥の子。上下各巻末に、「紙数ふた共四十六丁」「紙数ふた共五十四丁」とあり(「ふた」とは遊紙と共紙表紙を指すらしい)。
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書(PDF)
画像有無
カラー
コレクション
名大システム 古典籍内容記述的データベース
名古屋大学が所蔵する和漢古典籍について、書誌だけでなく内容までも詳細に記述したデータベースです。