桑名前脩遺書
引用
,『桑名前脩遺書』(名古屋大学附属図書館所蔵)「名大システム 古典籍内容記述的データベース」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n004-20230901-01413)
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ID
j968
コレクション内カテゴリ
- 神宮皇学館文庫
書名
桑名前脩遺書
書名ヨミ
クワナゼンシュウイショ
別タイトル / 旧書名
桑名前脩遺書
編著者
秋山断校
(
アキヤマダン
)
数量
29冊
寸法・大きさ
24.0/16.8
丁数
614
原装・改装
原装
版写
版(和装活版)
書型
半
成立
各冊に刊記あり。明治24年10月~明治27年2月印刷発行、発行者 星野恭蔵(三重県伊勢国桑名郡桑名町大字矢田川原百六拾九番屋敷)、印刷者 佐治為善(三重県伊勢国桑名郡桑名町大字内堀六拾番屋敷)、印刷所 育文舎(三重県伊勢国桑名郡桑名町大字内堀九拾六番屋敷)刊。非売品。
成立西暦
1894
存欠
全27編附録2冊
内容注記
旧桑名藩の学者の漢詩文集等を集めた叢書。内容は以下の通り(各冊に部分的に収録する)。①『蒙斎先生文集』7巻別録4巻:1~11・13~17冊に所収。広瀬蒙斎(諱政典。字以寧・仲謨。称台八。桑名藩学頭兼教授。文政12年2月10日没。62歳)の漢文集。文政11年仲夏、受業立教舘教授片山成器序。巻頭に「桑名故教授蒙斎広瀬先生墓表」(文政12年4月、阿波国学教官柴升撰)あり。②『毅斎先生詩稿』1巻別録1巻:1~4・6~10冊に所収。大塚毅斎(諱・通称桂。字菊卿。桑名藩学頭兼教授。文政10年5月9日没。44歳)の漢詩集。文政12年4月、片山成器序。巻頭に「故教授大塚君墓表」(文政11年4月、片山成器撰)あり。③『前脩遺事』:2・9・11・29冊に所収。桑名藩関係漢学者の列伝。漢字カナ交じり。④『しからみ』:5冊に所収。広瀬蒙斎の和文雑記。文化13年長月、蒙斎自序。⑤『養痾漫録』2巻:12・16冊に所収。片山恒斎(諱成器。字君彝。称理助。初称鐵之進。別号箕山・得庵。桑名藩学頭兼教授。嘉永2年5月30日没。58歳)の漢文随筆。文政7年孟夏、箕山外史自序。辱知広瀬典跋。文政9年5月、蒙斎典跋。⑥『陸奥九家世紀』9巻:18~20冊に所収。片山恒斎編。結城・二階堂等奥州諸家の世紀。弘化2年6月、桑名立教舘教授片山器君彝甫自序。巻頭に「故桑名教授片山先生之墓表」(小野正端撰)あり。⑦『恒斎先生遺稿』:20・21冊に所収。片山恒斎の漢詩文集。⑧『果堂先生遺稿』:22・23冊に所収。南合果堂(諱琦。字圭卿。称龍橘・彦左衛門。桑名藩学頭兼教授。文久3年7月11日没。65歳)の漢文集。巻頭に「故桑名教授果堂南合先生碑陰」(文久3年9月、秋山勝鳴撰)あり。⑨『蘭室先生遺草』:23冊に所収。南合蘭室(桑名藩教授。果堂の父)の和歌集。⑩『白賁堂先生文鈔附詩鈔詠藻』:24~26冊に所収。秋山白賁堂(諱勝鳴。字叔先。称五郎治。致仕後鈴木氏蝸庵と改む。桑名藩教授。明治7年4月16日没。77歳)の文集に詩集・和歌集を付す。明治2年小春、児剛序。⑪『白賁堂先生講義』:27~28冊に所収。大学・論語等の講義録。漢字カナ交じり。口語体。⑫『澹庵先生遺稿』:29冊に所収。三宅澹庵の詩集。2丁のみ。⑬『東陵先生遺稿』:29冊に所収。本田東陵の文集。2丁のみ。⑭『白賁堂先生経説』:29冊に所収。漢文体随筆。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
請求記号
289.1-H
備考
共紙表紙紙縒綴本。
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
無
コレクション
名大システム 古典籍内容記述的データベース
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