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神敵二宗論弁妄

引用
『神敵二宗論弁妄』(名古屋大学附属図書館所蔵)「名大システム 古典籍内容記述的データベース」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n004-20230901-00973)
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ID
j2026
コレクション内カテゴリ
  • 神宮皇学館文庫
書名
神敵二宗論弁妄
書名ヨミ
シンテキニシュウロンベンモウ
別タイトル / 旧書名
神敵二宗論弁妄
書名備考
原題簽存(左肩双辺)。序題・内題・柱題同。
数量
2冊
寸法・大きさ
23.0/15.8
丁数
91
原装・改装
原装
版写
書型
成立
無記名の序あり、末に「明治四年辛未秋日」。序冒頭に「神敵二宗論弁妄一部二巻何人ノ著ナルコトヲ知ラズ人家鬻グ所ノ故紙推(堆)中ヨリ獲タリ」。凡例3条あり、初条に「一引用スル所ノ書校スルニ遑ナシ且活版印刷誤字ナキコト能ハス」。無刊記。
成立西暦
1871
存欠
全2巻(不分巻)
内容注記
平田篤胤による仏教批判書『出定笑語』に対する論難書。漢字カナ交じり。「神敵二宗論」は『出定笑語』本編の副題で、二宗は一向宗と日蓮宗のこと。書中に「先帝ハ去ル文久元酉三月我祖ノ報恩講式歎徳文ヲ宸翰ヲ染テ西本山ニ賜リ三部経ヲ東本山ニ賜ル」「吾宗ヲ一向宗ト云コト愚俗ノ妄唱ニテ一向宗ト云ハ江州馬場ノ道場時宗ノ中ニ一向派アリ彼寺其本寺ナリ吾宗ヲ一向宗ト云コト門チカヒナリ」などとあり、著者は浄土真宗の人。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
請求記号
188.7-Si
備考
黄色表紙(三方切付)。近世木活字版、四周単辺有界10行20字。題簽は製版。○誤字を墨書で正す箇所あり、上巻六丁表10行目、「劉石舟」の舟を秋に訂正する。○富永仲基と服部天游に言及あり、「延享元年ノ秋摂州浪華ノ商賈道明寺屋吉右衛門富永仲基トイヘル邪人出定後語ト云僻書二巻ヲ梓行シテ恣ニ仏教ヲ妄謗シ又説弊ト云書ヲ作テ天下ノ儒者ヲ謗ル仍其師三宅万年大ニ怒テ遂ニ破門セリ後ニ其産ヲ破テ身ヲ置ニ処ナク宇治黄檗ノ摺経室ニ奉公シテ衣食ヲ得浪リニ仏典ヲ読ミ一向ニ師承ナク乍チ邪計ヲ懐テ妄議ヲ構ヘ此邪書ヲ作リ仏門衣食ノ恩ニ背ク破法ノ重罪ヲ犯ス不知恩ノ頑民ナリ天刑不許現身悪疾ヲ受テ大ニ悔悟シ一室ニ蟄シテ死スト吁誰カ問之自〓{7257}執其手曰斯人也而有此疾也〈論語〉次又服部天游ナル者其才学ハ仲基ガ十分一ニモ不足叨リニ其臭ヲ襲テ赤〓{502E}々ト云邪書ヲ著シテ仏教ヲ妄議シ遂ニ発狂シテ自ラ井中ニ投ジ挙体破裂流血淋漓ニシテ死スト」。
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
コレクション

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