真言三種秘法
引用
『真言三種秘法』(名古屋大学附属図書館所蔵)「名大システム 古典籍内容記述的データベース」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n004-20230901-00936)
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ID
j1991
コレクション内カテゴリ
- 神宮皇学館文庫
書名
真言三種秘法
書名ヨミ
シンゴンサンシュヒホウ
別タイトル / 旧書名
真言三種秘法
書名備考
表紙右肩(ママ)に貼られた近代の後補書題簽「真言三種秘法〈大永、天文鈔〉」。巻頭に「三種之秘法」とあるが、冒頭部の記事の見出し。内題なし。
数量
1冊
寸法・大きさ
19.3/14.8
丁数
15
装丁 / 特殊装丁
列帖装
原装・改装
改装
版写
写
書型
中
成立
最終丁裏に奥書「権小僧都祐誡/天文廿一年壬子四月四日」。
成立西暦
1552
内容注記
真言の印明(印契と真言)等、種々の呪法を記した書。漢字カナ交じり。内容目録、三種之秘法、天形星秘蜜印、(梵字3字)王許可秘印、報身印拳印、牛頭天王六印秘法之大事、心経六万巻之大事、心経十万巻之大事、生活陀羅尼/施无畏印諸法成就真言、呪詛返祭文、勤行次第、筒取大事。冒頭記事「三種之秘法/婬欲消滅印〈私云右ノ五指ヲ舒〉/掌ヲ下向左ヲ拳シテ左反指ヲ以テ右掌ヲ指ナリ/(梵字9字に右傍記)ナウマクサンマンタホタナンシヤ/信施消滅之罪障ヲ除印明〈虚心合掌シテ二空ヲ並ヘハ立テ二反指ヲハシニアワセテ如弾指〉/(梵字9字に右傍記)ナウマクサンマンタボタラアソワカ/仏物虚用之罪ヲ消滅スル印明八〓{芸の下に木}印/(梵字9字に右傍記)ナウマクサンマンタホタナンアン/此ノ印ヲ毎日修シ現当二世悉地成就ス」。書中「心経十万巻之大事」の奧に「右此大事ハ天台宗奥蔵秘ル処也/祈祷最上至莫大深令秘蔵也/千金莫伝可秘ス々々」とあり。
保存状況
汚損・破損あり。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
請求記号
188.5-H
備考
江戸期の反古に渋を引いた、本文より一回り大きい後補表紙(21.4/15.1)を紙縒で仮綴にして付す。○料紙は薄手の楮紙。列帖装、1折目は折紙5枚を、2折目は折紙3枚を重ねる。1折目の1枚目の右半分が欠、共紙の前表紙か。黄色絹糸綴。○3丁目裏と4丁目表は白紙。○反指は日国大に見えず。続群書類従所収、近世初期の筆道伝書『金玉積伝集』に「執筆ノ時墨摺ル事、大指反指中指ノ間乗懸テ摺ベシ」とあり、人差し指のこと。○『真言九重秘法』(188.5-H)参照。
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
無
コレクション
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