与願金剛地蔵菩薩秘記
引用
,『与願金剛地蔵菩薩秘記』(名古屋大学附属図書館所蔵)「名大システム 古典籍内容記述的データベース」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n004-20230901-00906)
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ID
j1962
コレクション内カテゴリ
- 神宮皇学館文庫
書名
与願金剛地蔵菩薩秘記
書名ヨミ
ジゾウボサツヒキ
別タイトル / 旧書名
与願金剛地蔵菩薩秘記
書名備考
原題簽左肩双辺「地蔵菩薩秘記 全」。内題「与願金剛地蔵菩薩秘記」。柱題「地蔵菩薩秘記」。
編著者
数量
1冊
寸法・大きさ
23.0/16.2
丁数
22
原装・改装
原装
版写
版
書型
半
成立
元禄3年孟陬、四宗兼学沙門浄慧跋。天保9年穐、東都深川霊巌学下法性窟周山跋。無刊記。本文末に奥書あり、全文「良助座主私記云吾昔居天台座主位為冨士山清見関遊覧以遠州江内為本領発向之処従関東武官来云称余養父宗尊親王謀叛之跡欲執愚弄妄遷外浜青蓮院宮悲歎天台座主被流無其例以座主於遠州頓死之旨披露山門愚老入滅今既及六十年華洛皆思焉雖然及百年餘命猶存深隠其名不改左遷之昔之還俗之姿流落世間談峯衆徒憐我待終焉之雲耳於茲困誠有信地蔵薩〓{57F5}之人願蓮華三昧経秘密凡秘法伝授之時伝印信血脈而載其名雖有憚載本名而今録之正安之古天台座主二品親王良助〈亀山院第三王子成就院〉宗尊親王猶子記録以伝地蔵尊擁護禅門安冨道行愚老齢及九旬老耄尤甚筆誤可多努努莫及外見」。
成立西暦
1838
内容注記
地蔵菩薩についての概説書。漢文体。巻頭に「勝軍地蔵菩薩像」(掌善童子と掌悪童子を従える)及び題詩あり。本文中に「予養父西園寺入道前大政大臣為孫竹園院禅師齎三千五百両金投異朝雲欲覓天台聖教甚深秘密妙旨之意也時清涼山大聖竹林寺長老澄湛和尚為五台山修造替五百両金開不思議童子宝蔵送此蓮華三昧経而竹園院禅師早世之時蒙被譲之於予」、「予五十餘年之昔〓{牙・攵・下心}{ナマジヒニ}居天台座主職常遊禅林亀山之宮召集四箇寺学生積徳問諸宗源之中被尋地蔵尊本地無詳知者但天台座主一箱与伝教大師有山王密談其内曰日本一州草創起於地蔵尊本地…」。元禄3年版の再刊本。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
請求記号
185.9-Y
備考
水色表紙、布目(型押)。四周単辺9行20字。訓点・竪点入り。丁付、ナシ、一~十九、ナシ(2丁)。○良助法親王は亀山天皇の王子。宗尊親王の猶子。文保2年8月18日没51歳(一説90余歳)。本書の奥書を信ずれば90余歳となる。○元禄3年版あり(静岡県図葵文庫本による)。本文は天保版と同版。浄慧跋はほぼ同文の異版で四周単辺6行(天保版は左右双辺7行)。跋末の署名「沙門浄慧稽首百拝」(天保版は「四宗兼学沙門浄慧稽首百拝」)。○文久元年版あり(名大岡谷文庫本による)。元禄版による覆刻で、本文は匡郭なし、半丁9行20字。元禄跋末の単辺枠内に刊語「予幼感地蔵尊霊告出家依頼至今七拾七歳諸縁具足一日敢不廃道業是全大士威神力也依茲聊為上酬恩謹啓再梓此記嗟呼仰高大士霊徳鑽堅秘記妙義/維時文久改元辛酉臘八/尾州建中寺前住浄業仏子大基」。
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
無
コレクション
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