平野郷社縁起
引用
『平野郷社縁起』(名古屋大学附属図書館所蔵)「名大システム 古典籍内容記述的データベース」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n004-20230901-00775)
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ID
j538
コレクション内カテゴリ
- 神宮皇学館文庫
書名
平野郷社縁起
書名ヨミ
ヒラノゴウシャエンギ
別タイトル / 旧書名
平野郷社縁起
書名備考
書名は内題による。中央書外題「平野神宮寺修楽寺縁起全部」。
数量
1冊
寸法・大きさ
23.4/16.7
丁数
14
原装・改装
原装
版写
写
書型
半
成立
書外題右左に「時享保四己亥年」「卯月吉祥日」。元奥書「本紙筆者/外題 近衛摂政家熈公/第一 〈上巻〉伏見宮邦永親王/第二 松木儀同三司家顕公/第三 坊城大納言俊清卿/第四 日野前大納言輝光卿/第五 広橋中納言兼廉卿/〈下巻〉第六 梶井宮通仁親王/第七 三条大納言公統卿/第八 滋野井前中納言公澄卿/第九 外山前中納言光顕卿/第十 広幡大納言豊忠卿/奥書 前平大納言時成卿」。公家等の肩書は正徳元年7月~同2年8月頃のもの。
成立西暦
1719
存欠
全2巻
内容注記
摂津国住吉郡平野郷社(熊野大権現、現・杭全神社、大阪市平野区平野宮町2丁目)の縁起。漢字かな交じり。冒頭部「摂津国住吉郡平野郷に鎮座まします熊野大権現は…」。元正天皇の御宇、役の小角が熊野参詣の際に証誠不思議者権現の示現を受けて手ずから尊形を彫る。後鳥羽院建久元年3月3日、笈を負った山伏がその尊像を当社にもたらし、種々奇瑞あり。元亨元年、後醍醐天皇の聞に達し、当社に祀り、華表の額に熊野三所権現と宸翰を染め、神宮寺の社僧に宝祚長久を祈らせる。境内の普光山修楽寺には弘法大師自作の十一面観音像及び大師自筆の法華経八軸等あり。公家や親王の寄合書の絵巻物の詞書部分を写したもの。『平野郷町誌』によれば、縁起は末吉宗律(延享元年没86歳)が調達寄付したもので、杭全神社に現存する。
保存状況
虫損あり(総裏打本)。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
請求記号
175.963-H
備考
共紙表紙紙縒綴本。半丁7行。
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
無
コレクション
名大システム 古典籍内容記述的データベース
名古屋大学が所蔵する和漢古典籍について、書誌だけでなく内容までも詳細に記述したデータベースです。