大教安心論概略

見返に「著者蔵板」。明治９年８月、二品親王熾仁（刻印「熾仁」「泰山」）題字。明治９年８月、大教正従四位稲葉正邦（刻印「越智宿祢」「稲正邦印」）題字。明治９年２月、神宮大宮司権大教正田中頼庸序。巻首「日吉神社少宮司兼大講義田中知邦謹述」。奥書「神武天皇即位紀元二千五百三十六年明治九年丙子第一月二十五日東京本石町ノ客舎ニ於テ之ヲ記ス」。明治９年４月版権免許、明治９年８月刻成、著述者并ニ出版人　〈滋賀県近江国栗太郡第四区辻村平民〉田中知邦（東京第一大区一小区祝田町二番地寄留）、売弘人　〈東京府平民〉第一大区六小区通二丁目十九番地）刊。定価拾七銭。