二十一代集略抄
引用
,『二十一代集略抄』(名古屋大学附属図書館所蔵)「名大システム 古典籍内容記述的データベース」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n004-20230901-00150)
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ID
g150
コレクション内カテゴリ
- 後藤文庫
文庫番号
150
書名
二十一代集略抄
書名ヨミ
ニジュウイチダイシュウリャクショウ
別タイトル / 旧書名
二十一代集略抄
書名備考
原題簽存(左肩無辺)。内題「二十一代略抄」。
編著者
喚阿
(
カンア
)
数量
1冊
寸法・大きさ
27.6/19.3
丁数
34
原装・改装
原装
版写
写
刷り書写の態様
自筆稿本。
書型
大
成立
序跋なし。巻首「喚阿草稿」。奥書「右本天和三年古旧之記録間加私考筆之者也/宝暦六年丙子六月十一日 釈喚阿」。
成立西暦
1756
内容注記
二十一代集について、撰者や成立年、編纂過程の逸話等を記した解題書。漢字かな交じり。井蛙抄・無名抄を多く引用する。巻末に「二十一代集歌員多入目録」として、二十一代集に多く入集した歌人を身分別に列挙し、末に人麿・赤人以来近世前期までの和歌名人について記す。天和3年の古記録に基づき私考を加えたものという。附録の末尾部分「後水尾院猶此道を得給ひて興し給ふにより資慶弘資通茂の三人秀逸にして和歌の道都鄙にわたりて尤昌也院も其初は近衛関白信尹公に習ひ給へり其后八条ノ宮智仁親王より古今御伝授あり実條光広通村に御歌の点させ給ふ雅章は初より院の御弟子資慶弘資初は通村の弟子後は院の御弟子となれり通茂も同しく御弟子なり道晃法親王良恕法親王は通村の弟子也此二法親王は円浄法皇より古今御伝授也此時節に雅章卿も古今御伝授あり其後勅定有之新院古今御伝授の時資慶弘資通茂の三卿も同時に古今御伝授成就せり当年(右傍記「天和三年歟」)四月 今上帝新院より古今御伝授あり云々」。
旧蔵印・識語
奥書の左に朱印あり、上より「□」「神社神照山地蔵院」(この印のみ題簽下部にもあり、別の墨印により塗抹あり)「□元之印」「〓{6906}寅」(以上、朱色は同じ、後人の印記か)。印記「懐風弄月書屋清玩」。
貴重資料区分
孤本。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
請求記号
911.145-N
備考
丁子色表紙。半丁9行。孤本。喚阿は伝不詳。
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
無
コレクション
名大システム 古典籍内容記述的データベース
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