国歌八論・国歌八論再問対
引用
,『国歌八論・国歌八論再問対』(名古屋大学附属図書館所蔵)「名大システム 古典籍内容記述的データベース」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n004-20230901-00018)
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ID
g18
コレクション内カテゴリ
- 後藤文庫
文庫番号
18
書名
国歌八論・国歌八論再問対
書名ヨミ
コッカハチロン・コッカハチロンサイモンツイ
別タイトル / 旧書名
国歌八論
書名備考
原題簽左肩双辺「国歌八論〈久老評〉 全」(枠は墨刷)。書名は扉題「国歌八論并再問対」による。「再問対」の国書総目録題「国歌八論再論」。
編著者
荷田在満
(
カダアリマロ
)
数量
1冊
寸法・大きさ
26.6/17.9
丁数
39
原装・改装
原装
版写
写
刷り書写の態様
転写本。上写本。
書型
大
成立
扉題左に脇書「久老翁評」。本編の元奥書(27丁目裏)「寛保壬戌(2年)八月四日応友人需注胸臆事倉卒随筆未覆閲将以他日革正/荷田在満」。「再問対」の巻頭に「右台覧之上有再問而以対之」。同巻末に朱書校合識語(別筆か)「一本奥ニ/右両帖羽倉在満自筆以草稿臨書校合畢/〓{雨冠・衆}染斎扇角」(国歌大系本にも同様の識語あり、「扇角」は「扇爾」に作る)。
成立推定
近世後期写
内容注記
荷田在満が田安宗武の求めに応じて献上した歌論書『国歌八論』(26丁)と、それを宗武が批判した『国歌八論餘言』に対する在満の反論書『国歌八論再問対』(12丁)の合写本。本編は古典文学大系所収本(底本は天理図書館蔵、栗田土満筆写本)と大きな異同なし。「再問対」は日本歌学大系7所収『国歌八論再論』とほぼ同内容(小異あり)。本編には行間の所々に荒木田久老の評語(漢字カナ交じり)を朱書転写する。久老評語の例、「(冒頭部)久老云歌源ハ人ノ心ヲ種トシテ見ルモノ聞物ニツケテ云出セリト云ニテ尽セリ予古今集序考ニ論セリ」「(官家論の冒頭部)此論スベテヨシ」。
旧蔵印・識語
印記「安藤通故」(朱方印)・「藤浪文庫」。後表紙見返に取得識語「明治四年八月東京糀町三丁目書林ニ而求之/安藤通故所蔵(朱方印「通故□」)」。表紙右肩に附箋「五番笈〈二〉」。安藤通故は国学者。日向臼杵郡岡富村の人。本居内遠・平田銕胤門。延岡藩に仕える。明治31年没66歳。
保存状況
虫損あり。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
請求記号
911.101-Ko
備考
丁子色霞刷毛目表紙。半丁10行。本編のみ朱書校合・句点書入あり。
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
無
コレクション
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