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詠歌大概抄

引用
,『詠歌大概抄』(名古屋大学附属図書館所蔵)「名大システム 古典籍内容記述的データベース」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n004-20230901-00014)
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ID
g14
コレクション内カテゴリ
  • 後藤文庫
文庫番号
14
書名
詠歌大概抄
書名ヨミ
エイガノタイガイショウ
別タイトル / 旧書名
詠歌大概
書名備考
上巻の原題簽存、左肩無辺「詠歌大概 上」(茶色料紙、銀泥草花下絵入り)。書名は内容による。
編著者
細川幽斎 ( ホソカワユウサイ )
数量
2冊
寸法・大きさ
27.6/19.7
丁数
129
原装・改装
原装
版写
刷り書写の態様
能筆上写本。
書型
成立
元奥書・元書写識語①「久我亜相此抄を講すへきのよし仰られしを憚りなきにしもあらねはいなみ申せしかとしゐてたひ++になりしかは尊命そむきかたくて三光院内府先年御講尺の聞書はこのそこに取置しをえらひいてゝかたのやうに書あつめ二冊になし侍ぬ郭氏荘子を注す夢中に豹を窺とやらんいふためしも有なから愚かなる耳に残れるかたはしをなりとも申あらはし侍らんの心さし斗になんまことに其一斑を見るものならし/天正十四暦八月下旬/丹山隠士玄旨」・②「此抄不慮達 天聴以三条羽林〈実条朝臣〉頻被借召之間進献之処於上巻者被染宸筆下巻者八条宮聖護院新宮等御書写云々被返下之時粗預 叡感至愚之所作雖顧有其憚非加私之了簡任師説抄之上者可謂道之冥加老之幸何事如之乎仍聊記其由者也/于時文禄乙未(4)歳孟冬上澣/法印玄旨判/吉衛問遣之」・③「右両冊詠歌大概秘注者段々如御奥書幽斎玄旨御講尺本也予依多年之執心被免書写十襲而雖納函底御数寄之所至不可不感志仍遂校合加奥書進覧之努々不可有他見者也/慶長十一年孟秋下旬 之昌/大音主馬殿参」・④「此詠歌大概年来依令執心去寛永己巳(6年)仲夏之比可有講尺之処月見所之村雲花前之嵐非無障不半途行有餘力則以学之実哉依世間仮不弁是非今年孟春之比依被免書写再三遂校合所持畢/寛永癸酉(10年)花朝中旬 直恒」。
成立推定
近世前期写
存欠
全2巻(不分巻)
内容注記
『詠歌大概』の注釈書。寛文8年版本(神宮皇学館文庫蔵本)と比較するに、奥書が異なる以外、本文はほぼ同じ。但し、版本3丁表「…感生於志詠形於言云々」の後にある長文の割注が本書にはなし。下冊「秀歌之躰大略」の人丸の条、版本「〈西行〉無名こそしかまの市にそむれ…」が、本書では正しく「…しかまの市に立そむれ…」とする。同、前大僧正慈円の条、版本では系図中の「月輪関白」「号慈鎮和尚」が不適切な箇所にあるが、本書では「兼実 月輪関白」「慈円 号慈鎮和尚」と正しい位置にある。その外、小異あり。本書は版本の写しではなく、別系統の写本。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
請求記号
911.101-H
備考
丁子色表紙。料紙薄様。半丁11行。
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション

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