棟科
引用
『棟科』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-04199)
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ID
M2005033015265816145
コレクション内カテゴリ
- 錦窠植物図説
書名
棟科
別タイトル / 旧書名
Vol. 023 棟科
巻次
023-027
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
楝、一種、あふぢ、せんたんのき、山楝子【常山集解】、欄【通雅】、楝樹子【緑礜附方】、楝樹果【外科正字】、楝実【外台秘要】川鈴子【医学入門】、アサデラク【荷蘭】、灌/漢種の物、肥前長崎に大樹あり、枝葉和産の物と同し、唯、其実大にして、龍眼の如甚硬ク中に仁あり、梨の仁に似て黒色なり、其肉味ひ苦し薬用に入へし、舶来の川楝子と同し/一種、あふぢ、処々人家に栽ゆ葉は鼠尾草に似て周りに鋸歯あり、表光沢あり、夏はの間より長き穂をなし、紫花を開く、大さ三四分、後円き実を数顆結ひ下垂す、熟すれは、黄色後白色となり、味ひ苦からす、これ苦楝にあらす、又実の長みあるものあり、共に同し下品なり、田村氏の説に大和宇田郡松山町の産は、大さ弾丸の如く味ひ苦し、薬用に入るべし、又、伊豆の新島の産は実少し細実にして、味ひ苦し、乾くときは薄しといへり、此二品苦みあれは薬用に宜し
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション
伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界
日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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