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棟科

引用
『棟科』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-04203)
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ID
M2005033015270216152
コレクション内カテゴリ
  • 錦窠植物図説
書名
棟科
別タイトル / 旧書名
Vol. 023 棟科
巻次
023-031
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
【俳諧多識編】木之部、問、樗(ヲヲチ)といふものいかなる木にや、五月の季に用ゆるは端午乃日佩(オビ)ものにするといふによりてなりや/答、しか也、歳時記等に詳なれは、今さら云に及はす、されど漢土にて樗といふものは歌俳にいふ樗にあらず、和名にあふちといふものは、俗に、せんだんといふ木也、夏にいたりて薄紫の花を開く、よつて花樗といふ時は夏季なり、本名は楝也、樗にあらず、樗は和名ごんずいといふ木也、又きつねのちやふくろともいふ、あふちとは、大いに異るもの也、荘子に云、樗櫟の樗も是なり、名物法言に悪木といふ一名あり、大木にして、材用にならざる木也、又本草には椿樗といへり、椿はきやんちんといふ木なり、香椿の唐音なり、椿をつばきと訓ざるはあたらす、椿の古名たまつばきといいしによりて誤れる也、玉つばきといふもの三種ほとあり、柾(マサキ)和字、をもたまつばきと云、又俳に藪椿(ヤブツハキ)といふときは、夏乃季なり、是は春藪の中に咲つばきの事にあらす、別に一種也、本草に女貞と云ものにて、和名ねづみもちと云なり、つばきは本名山茶(サンサ)と云しかれ共、山茶花(サンサクハ)と書時はさざん花と訓する也、さざん花は花鏡に云茶梅(サバイ)といふもの也、今玉椿といふは常の椿の八重にして、白きをいふなり、貞徳云、椿は雑也、花の心なけれは、春にならずといへり
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション

伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界

日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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