美濃国安八郡浅草中村宗門御改帳
引用
『美濃国安八郡浅草中村宗門御改帳』(名古屋大学附属図書館所蔵)「名大システム 古典籍内容記述的データベース」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n004-20230901-01003)
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ID
j2056
コレクション内カテゴリ
- 神宮皇学館文庫
書名
美濃国安八郡浅草中村宗門御改帳
書名ヨミ
ミノノクニアンパチグンアサクサナカムラシュウモンオアラタメチョウ
別タイトル / 旧書名
美濃国安八郡浅草中村宗門御改帳
書名備考
書外題中央「美濃国安八郡浅草中村宗門御改帳」。
数量
1冊
寸法・大きさ
30.3/21.5
丁数
35
原装・改装
原装
版写
写
刷り書写の態様
原写本。
書型
特大
成立
書外題右左に「正徳四甲午年」「六月日」。奥書「右者浅草中村切支丹宗門如例年就御改名主五人組頭神文被仰付村中老若男女壱人茂不残穿鑿仕候処ニ曽而疑敷者無御座候ニ付而家壱軒切人別御帳面ニ書載申候若人数相違之儀御座候者如何様之曲事ニ茂可被仰付候為後日仍如件/正徳四甲午年六月日 〈美濃国安八郡浅草中村名主〉兵助(墨印)/〈同国同郡同村五人組頭〉次右衛門(墨印)/〈同国同郡同村五人組頭〉新平(墨印)/〈同国同郡同村五人組頭〉半平(墨印)/〈宗門御改御奉行所〉」(「村中」の「中」は「るゝ」ないし「具」の草体の如き字体で難読。大垣藩領の村方文書では中をそのように書く旨、秋山晶則氏の教示あり)。その奥、最終丁表に「〈改〉岡田半助(墨印)/〈御横目〉長屋兵八(墨印)」。最終丁裏左端に「紙数合三拾七枚〈但シ上紙共ニ〉」。
成立西暦
1714
内容注記
正徳4年6月、美濃国安八郡浅草中村の宗門改め帳の原本。御家流の筆蹟による清書本。前文五丁あり、「定/きりしたん宗門ハ累年御制禁たり…/正徳元年五月日」と「御請状之覚/一御制禁之切支丹宗門之もの例年御改被成候村中男女相改候之処ニ…」。各家毎に世帯主名と家族の年齢と檀那寺を記す。檀那寺はほぼ全員が松林寺。正徳5年正月の時点での訂正事項を貼紙で改定する。記述の例、「一家壱軒 藤八(墨印)/母 六拾三歳 〈美濃国安八郡浅草中村檀那寺〉東本願寺宗 松林寺(墨印)/藤八 三拾八歳 〈同国同郡同村檀那寺〉右同宗 同寺(墨印)/女房 三拾三歳 〈同国同郡同村檀那寺〉右同宗 同寺(墨印)/下人文内 弐拾歳 〈美濃国安八郡浅草中村檀那寺〉東本願寺宗 松林寺(墨印)/〆四人内〈男弐人/女弐人〉」(貼紙で「〈午ノ十一月出生仕候〉男子小市 弐歳 同寺)」と追記、末尾を「〆五人内〈男三人/女弐人〉」と訂正。末尾の集計は「家数合四拾軒 大小共/人数合百三拾五人内〈男七拾四人老若共/女六拾一人老若共〉」(貼紙で人数合を「人数合百三拾弐人内〈男七拾五人/女五拾七人〉」と訂正する)。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
請求記号
190.21-Mi
備考
共紙表紙紙縒綴本、包背装。前書は半丁5行、本文は4行。包背紙と表紙との間に割印あり、奥書末尾の「〈改〉岡田半助/〈御横目〉長屋兵八」の所用印。○浅草中村は大垣市浅中。大垣藩領。元禄郷帳では高883石余。天和3年の家数36、人数172、享和3年の家数52、人数248(『岐阜県の地名』)。
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
無
コレクション
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