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棕櫚科 下

引用
『棕櫚科 下』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-17386)
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ID
M2005033019565237068
コレクション内カテゴリ
  • 錦窠植物図説
書名
棕櫚科 下
別タイトル / 旧書名
Vol. 129 棕櫚科 下
巻次
129-097
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
弓をたらしと云事、天笠乃貝多羅葉ハ其長サ七尺五寸なり、弓の長サも同し事なる故弓を多羅枝と云由一條兼良云の御作の公事根源ニ見ユ、又多羅樹の枝を以て弓を作り始し故多羅枝と云とも書たる物あり、是皆古記俗説なり、用る事なかれ、多羅旧名貝多と云う、是天竺国の詞也、唐土の詞翻して岸形と云也。多羅樹は椶櫚(シユロ)の如く直にして高至極高キハ長サ八九十尺もあり、花ハ黄米子(アハ)のことし、又高サ四十九尺なるもありと翻訳名義集に見えたり■■■に七尺五寸計りの小キ木にハあらす、又多羅樹を以て弓を作り始めしと云事正しき書には曽て見たる事なり、又一説神功皇后三韓を攻給し時御弓を取らせ給ひて御手のあれしによりて御名手荒(タラシ)姫命と申奉りしより御弓をたらしと云たらしハ手あらしなりと云、是妄説なり、用ゆるなかれ、神功皇后三韓を攻給せらる已前より御名を気長定姫尊と申奉りしなり、日本記を見て知るべし、下略、弓をたらしと云正説は万葉集巻の一の歌に御執の梓弓之奈加弭の音為奈利と云詞也、御執二字をみと■しとよむなり、是天子の御手に取り■事■梓弓と云事ることの本ハとらしなれとも
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション

伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界

日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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