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松柏科 松譜

引用
『松柏科 松譜』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-17184)
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ID
M2005033019531036866
コレクション内カテゴリ
  • 錦窠植物図説
書名
松柏科 松譜
別タイトル / 旧書名
Vol. 139 松柏科 松譜
巻次
139-089
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
もしれ、手向草てふ事俗説多かれは猶いふへし、巻一に白浪のはゆ松か元の手向草幾世左右(マテ)にか年の経ぬらん、又巻九に再載たれは白浪の浜松のきとかけるハ誤なり、さて旧本に本の字なるに依に、右の枝とあるも祢の字を誤れりと見ゆ、然れはそも浜松か祢と訓へし、前のみかとの幸ましましをかくこの浜松陰にて振の手祭をさせ給ひけんと、其松の今も在たてるを見てむかしの手祭種を幾世まてにか年給ぬらんと云なりけり、されは是も草ハ色品の意なること右の二首の例にてしるへきなり、或人手向草ハ松を云て結ひ松の類なりといへれと、松をむすふは誓にこそをれ、手向なとにまつををし例なきをや、又手向草ハ松蘿にて日蔭の事そといへと同かけハ神ワさに鬘襁(タスキ)なとにハすれとたむけにせし事なし、又松を手向草といふと意得てより惣ての木をも何草といひ、獣をも何鳥なといふ如き事ハ後の好事のワさ也、按に斉礼祈共にたむけと訓をり、貫之は手向をいのりとよミたり、国のさかひのミねのあるハあら山のいたゝきなと通る人はこにかならす手向する事なれは、そこをやかてたむけといふを連声にたうけと云といふなるへしといへり、以上冠辞考
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション

伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界

日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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