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松柏科 松譜

引用
『松柏科 松譜』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-17106)
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ID
M2005033019514436788
コレクション内カテゴリ
  • 錦窠植物図説
書名
松柏科 松譜
別タイトル / 旧書名
Vol. 139 松柏科 松譜
巻次
139-011
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
{【草木育集】、朱書}、松【本草】、雄(を)松ハ山土、又真土にもよし、雌(め)松ハ赤松とも云、山土によし、湿地にハ宜からす、植替ハ正二月よし、二月より接にすべし、惣て松類ハ陽地の乾めなる地へ植、魚洗汁介類の汁等を灌てよし、又油糟、人糞などにて肥土を拵へ植たるもよし、人糞過れば虫を生じ、葉枯落るなり、天目(つくり)松の仕かたハ甚むづかしきもの也、大概ハ実ばへの二年目くらいなるを以て根もとより竹へ巻付て、蕨縄にてしかと止置、竹を地へさし込て松に肥を澆(そゝげ)ば屈曲たるまゝにて太くなり、古木の姿(すがた)となる、扨又枝へ竹をそへ、又ハ銅線(はりかね)などを添、蕨縄のほつしにて枝を巻扭(ねじり)ながら曲げるなり、松に限らす惣て木を捻(ひねる)にハ枝を扭(ねじ)る心持なけれバ折るものなり、花鏡ニ云、宣穴幹納巴豆則枝節柔軟可結、農桑要訣、松の新枝を切て扞(■■)事を云り/○松、黒松ハヲマツ也、大明一統志曰、洮州衛黒松嶺在衛東三十里、上多松樹、黒松ハ広群芳譜ニ出タリ、六研斎二筆曰、山中道者、春時取松頭、去粗皮密漬之、略令密透句太熟、食之香脆而益人、朝鮮賦曰、松膚之餌、松樹去粗皮、取其中之白、而嫩者和秔米搗之為糕/【熊野物産志】
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション

伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界

日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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