棕櫚科 上
引用
『棕櫚科 上』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-16768)
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ID
M2005033019453236450
コレクション内カテゴリ
- 錦窠植物図説
書名
棕櫚科 上
別タイトル / 旧書名
Vol. 127 棕櫚科 上
巻次
127-071
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
大腹子、一名豬檳榔、大腹檳榔●志曰大腹生南海諸国所出与檳榔相似、茎葉根幹小異耳●弘景曰向陽者為梹榔、向陰者為大腹●時珍曰大腹子出嶺表滇南、即檳榔中一種腹大形扁而味渋者不似檳榔尖長味良耳、所謂豬梹榔者是矣、蓋亦土産之異、今人不甚分別也、陶氏分陰陽之説、亦是臆見、按劉珣嶺表録云交広生者非船上之梹榔、皆大腹子也、彼中悉呼為檳榔、自嫩及老采実食之、以扶留藤、瓦屋灰同食之、以祛瘴癘收其皮入薬、皮外黒色皮内皆筋絲如椰子皮、又雲南記云大腹檳榔毎枝有三二百顆、青時部之以一片蔞葉及蛤粉、巻和食之、即減渋味、視此二説則大腹子与檳榔皆可通用、但力比檳榔則稍劣耳●用薬須知曰大腹皮漢アリ、真ナリ、和ナシ●一本堂薬選曰凡撰大腹皮取如筋絲而新者為佳、用時水洗数過而後可使、古云鴆鳥多集此樹、雖未知其然否而宜更水数度洗過、蓋慎之至也、若以酒洗又大豆汁洗焼煨等制所不可為也●大和本草、梹榔子ノ条ニ出ス
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション
伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界
日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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