メインコンテンツに移動

松柏科

引用
『松柏科』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-15086)
記載例をコピー
CSV
ID
M2005033019084334754
コレクション内カテゴリ
  • 錦窠植物図説
書名
松柏科
別タイトル / 旧書名
Vol. 131 松柏科
巻次
131-021
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
も赤芽柏なるへき歟、神に詣ふでゝ手うつ事を柏手といふハ柏手の読あやまりなるべし、拍柏の字の字の違ひ也、柏ハ手うつ事也、膳のかしはでとハ異なりとしるべし、今筑波山の頂の茶店にて白キ餅と田楽を檜(ヒノキ)の葉をかい敷て参詣の人に鬻ぐ、往古よりかくの如しと言伝ふ、是もゆえあるにや、檜の葉をかい敷事ハ公武ともに今も用ひゐふなればこれ古への柏なるべし、かへといふに符合すべき歟、禁中の調料庖丁するものを柏人といふも推て知べし、中古よりの歌道ハ品物を正さず、姿と縁語をとりて作る事、諸書に載せたり、されば万葉のの児の手柏と中古已来の児の手柏トハ同名二物になりたり、又楸をあづさと訓する説あれとも、あつさハ梓(シ)也、又角楸と云、蘭山翁ハ角楸と楸を一物にセられたれトモそれハ古説に違へり、従ふべからず、又ひさぎハきさゝけの転語といふも不当、一類二種なるもの也、きさゝけハ雷電桐、又あづさ雷電木なといふものにて唐土にてハ彫刻の材に用ゆる也、因て上梓といふ楸ハ剞木に用ひられぬ木也、柏の類多き仲に但柏と
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション

伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界

日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
コンテンツ(画像等)のライセンス
メタデータのライセンス
コンテンツの利用について

関連アイテム