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松柏科

引用
『松柏科』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-15083)
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ID
M2005033019083934751
コレクション内カテゴリ
  • 錦窠植物図説
書名
松柏科
別タイトル / 旧書名
Vol. 131 松柏科
巻次
131-018
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
問、柏をかしえ、栢をかやかえなどゝ読て説く区くなり、又栢ハ柏の俗字とも云、かしは散るとすれは秋になり、但かしはとばかりハ雑也といへり、貞德の説にハ柏ちるは夏也とあり、されは常盤木なりや、答、柏一名椈栢ハ俗字也、本朝にて柏をかへと読なから、知(シル)松柏之後彫とある、常盤木とせずして広葉のならの事をいふと見へたり、古今雑の歌に、いその上ふるから小野ゝもとかしは本の心をわすられなくに、此歌を宗祇注ニ云柏ハ枯たる葉の枝につきて春まて落ぬものなれは、独もとのの心忘れぬ物とてよめるとぞ、されバ袖中抄にも常盤木にあらずと見へたり、是ハ広葉ならの事也、夫木集に第十五宗長朝臣、夕時雨ふるからをのゝもとかしはもとつ葉なからもみぢしにけり、是も広葉ならの事と見ゆ、同集に後德大寺左大臣
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション

伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界

日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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