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葇荑科

引用
『葇荑科』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-14968)
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ID
M2005033019061834636
コレクション内カテゴリ
  • 錦窠植物図説
書名
葇荑科
別タイトル / 旧書名
Vol. 121 葇荑科
巻次
121-063
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
伐材ヲ採テ他樹ニ倚ヒ其材ノ地ニ付カシメサルヲ要ス、翌年ニ至リ諸器物ヲ製スト、此法是ナルヤ否ヤ、偶然西説ニ相似タリ、故ニ暫后案ニ譲ル、西説ニ山毛欅ハ夏月樹液ノ充テ輪層ヲ生スル時ニ伐スル者ヲ良トス、若冬時ニ伐スル者ハ不佳ナリ、数年ヲ出デツシテ朽敗スベシ、而シテ之ヲ伐シテ後数月ノ間日陰ノ処ニ置キ地上ニ触レシメズ而シテ其用ニ適シテ截断シ、又二三ヶ月間水中ニ浸入スベシ、此法ニ因テ又蠹虫ノ害ヲ避クベシ而此材ハ最堅牢ナリ、湿気ヲ離レタル処ニ於テハ能ク永遠ヲ保チ、又水中ニ浸シテ久ク腐敗セス、然トモ乾湿往来セハ速ニ頽敗スルモノナリト云ヘリ/{【中陵漫筆 三篇二】、朱書}、扨日本にて木椀食籠なとハ奥州、羽州、其外日光の山中に生るふなと云木にて本地をなす、比木のある処ハ熊野の辺より木地師と云者多く来て木屋を作りて年中木地を挽て上方へ出す、其細工には種々の品を作り出す事、陶家の工匠のことし、案るに唐にて比轆轤の事あるとミへて李氏か本草の琥珀の集解に士人多く碾為物形と云、比碾ハ臼を挽かことし、乃木地を挽ク義なり、しかれハ木地を挽く者を碾工碾匠と云ても通すへし、又西洋の地に至てハ家具の類ミな轆轤小てこしらへさる物なし、轆轤の細工ハ遠古に出る事しるへし、土器にハ古物あり/ブナノカブラ、楊ケ物ニヨシ
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
備考
続き
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション

伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界

日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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