栗科 栗譜
引用
『栗科 栗譜』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-14866)
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ID
M2005033019040934534
コレクション内カテゴリ
- 錦窠植物図説
書名
栗科 栗譜
別タイトル / 旧書名
Vol. 120 栗科 栗譜
巻次
120-042
本文言語
日本語
内容注記
名称: クリ, 学名: Castanea crenata Sieb. et Zucc.
翻刻・翻訳
粟ノ変生、是ヲ田舎ニテサヽニナルト云テ嫌フナリ、一本ニワケタル形/一栗子、東京府下径星在家村ノ■記、栗ヲ接クハ春彼岸ヨリ清明ノ節ヲ度トス、移シ植ルハ春彼岸ヲヨシトス、接テ三年ヲ以テ実ヲ結フヘシ、凡ソ栗ヲ接クハ定季ヨリ少シク後ルヽヲヨシレス、{【十年博覧会】、朱書}/{ク一、朱書}、栗、〈備前〉〈丹羽〉〈下野〉〈陸中〉〈常陸〉〈岩代〉〈武蔵〉〈飛騨〉〈山城〉〈石狩〉等ノ産、{【十年博覧会解説】、朱書}、山中ノ黄赤土ニ宣シ、砂地及肥沃ノ地ニ宣シカラス、又粘土若クハ新墾ノ地ヲ忌ム、実ヲ橎キテ能ク生ス、又小苗ヲ移植シ、或ハ接条(ツギキ)トナスモ可ナリ、七八十年ヲ伐期トス、培養ノ法山毛欅及櫧ニ同シ、樹成長ノ後動(ヤヽモ)スレハ幹ニ虫ヲ生ス、故ニ落葉或枯草ヲ焼キテ樹身ヲ燻スヘシ、効用:材質堅クシテ木理〓ナリ、能水土ニ耐ヘテ輙ク朽敗セス、故ニ柱脚、或ハ井囲(井ドガハ)等ノ水土ニ接スルモノニ適用ス、或ハ杯椀、其他ノ諸器ヲ製スルニ宜シ、古ハ霊牌(タマシルシ)ヲ作ルニ必此材ヲ用ヒシトイフ、此樹種類極メテ多シ、要スルニ其効用ハ相均シキノミ
科目
ブナ目ブナ科
来歴・典拠・由来
十年博覧会解説
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション
伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界
日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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