殼斗科
引用
『殼斗科』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-14807)
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ID
M2005033019025634475
コレクション内カテゴリ
- 錦窠植物図説
書名
殼斗科
別タイトル / 旧書名
Vol. 118 殼斗科
巻次
118-065
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
○豆州志土産ノ部、櫧、山村出ス、為車輪、為屐歯、為鎗(ヤリ)■柄(クハノエ)、為楔(クサビ)、柏曰大抵三種アリ、国名アカヾシ、方言イツチヒ又オホガシ、木理堅実、色赤シ、故ニ血櫧トモ、舟人用テ櫓トス、白櫧、アマシバ又シラガシ、葉辺歯ナキモノ殊ニ良也、木理白色故ニ白櫧ト云、鉄櫧ハ木理粗ニシテ水ニ入レバ黒色トナル、故ニ名ツク、皆実苦濇、唯白櫧実稍甘シ、因テアマシバノ名ヲ得タリ、甜櫧ノ名ニ符(カナ)フ○檪、国名イチヒ、亦櫧ノ別種ニシテ可充菓食○フク井田方郡渚村ニ在リ、櫧ニ似テソノ葉厚大、実亦食フベシ、櫧子ヨリ大也、二品トモ其用櫧ト同シ○櫧、カシ諸山ニ多(シト、訂正)ク有之、山民実ヲ拾ヒ搗テ水ニ浸シ、苦渋ノ味ヲ去リ食用トス、カシモチト云、食シテ痢疾ヲ治スト云、正字通曰櫧樹形如女貞、実如榛〓、俗謂之山櫧、華夷続考曰櫧吾州製字郴以多木名、其木櫧為貴、其為樹四時無改柯易葉、質性於檜柏伐而材之、雖百歳雨淋日灸■蠧腐、作屋置以当風雨之衝、棺在土与石槨歒、此櫧之所以為貴也、櫧樹歳結子、其子小者小於榛味如之、大者大如榛而味苦、土人取為果実、謂小実者為味櫧、大者苦珠櫧、以此分二種、其材固無異辺、【熊野物産志】
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション
伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界
日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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