メインコンテンツに移動

松柏科 柏譜

引用
『松柏科 柏譜』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-14443)
記載例をコピー
CSV
ID
M2005033018550533997
コレクション内カテゴリ
  • 錦窠植物図説
書名
松柏科 柏譜
別タイトル / 旧書名
Vol. 130 松柏科 柏譜
巻次
130-085
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
{【■葉集】、朱書}○桧(ひのき)と桧葉(ひば)の名目ハ知らざる人もなし、青葉の品を人々に問(と)ふにまちまちの説なる故、昔田村先生に問ふに此仁にも分明ならず、其後ある在方に功者なる杣あるよし聞及びたる故尋行、其者に問ふに杣のいふハ我と一所に来り給ふべし、教へもらさんと鉞(おの)を指て山谷を越行、川端に山の出水を得、筏にすへき角木多く積あり、其木を鉞にてはつり、則桧ハ是なり、比角木ハ桧葉也といふ、予か尋るハ角物にあらす、木の葉にて見分る事を聞たしといへば、葉ハ色々有ゆへ葉にては分らず、切てはつり木肌をみされば分らずといふゆへ、予も遠方の所わざわざ来りかくのこときゆへあきれたり○信州辺の山にハ桧又ハ桧葉の替り色々あり、茶ほひばも比国の山にハ大木あり○とがうと細辛ハ根の味からき方にて品を分定むるといふハ根斗取扱ふ薬店の事なり、又ハ材木やにて角物丸太等の見わけ也、生物を味ひ又ハ鉞にてはつり品を定るハいまた其業に至らず、眼のくらきゆへなるべし、すでに古筆古画等名目のあるなしにかくハらず是ハ誰の筆
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション

伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界

日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
コンテンツ(画像等)のライセンス
メタデータのライセンス
コンテンツの利用について

関連アイテム